クッキー貰ってしまった ページ4
.
「Aなんでいるの」
『えっ……国見くんが居たから？』
なんで疑問形。
あー待って、泣きそう。こんなの俺らしくないわー。
『ほ、ほんとはね』
Aは少し頬を赤く染めながら言葉を放つ。
『クッキーの感想、聞きたくて待ってた……って言ったら変、かな』
おいおいおい、なんだよそれ。
俺にクッキー渡してきたのはAだぞ。友達でいたいって言ったのはAだ、なのに。
なんでそんなこと言うんだよ、期待しちゃうだろ。まぁ期待したところでって感じだけど。
「……まだ食ってない」
『……そっか。ごめん変なこと聞いて』
そう言うAの顔が少し寂しげで。
何その顔。俺、ガッツリ期待していいの？
「てゆーか、食べれない。クッキーだったから」
『クッキー嫌いだった……？』
「そーじゃなくて。クッキーでショックすぎて食べれなかった。好きな子からチョコ貰えたよっしゃーって思ってたらクッキーでさ。
Aにとって俺は、それ程度だったんだって思って。それで食べてない、ごめん」
『……それってどういうこと？』
「どういうって……クッキーでショックってこと」
『なんでクッキーがダメなの？』
「え、」
『え？』
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榁井(プロフ) - 紅葉さん» 神作品だなんてとんでもないです…！コメントありがとうございます！ (2020年3月5日 9時) (
レス) id: 449d801ec5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - んんッ尊かった！ただひたすらに尊かった！とても素敵な、神作品、ありがとうございました！ (2020年3月5日 0時) (レス) id: 9cddad8678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：榁井 | 作成日時：2020年2月15日 23時
