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27. ページ27

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Aと顔を見合わせると、向こうもあわあわしてる。




二人でお腹すいたな、なんて言うてたんやけど…





赤「食べたいもの…」




ぱっと思い浮かんだのは、毎日美味しそうで食べたいって思っとった




赤「あ、手作り、とか」





言ってから気付いた。手作りとかめんどいやんな?





『え、え、私の手作りなんかでええの?』





赤「あ、嫌、手作りがええんやけど…」





『大毅が食べてくれるなら作る!何が食べたいとかある?』





赤「んー、特にないけど」




めちゃめちゃ嬉しそうにしてる。




『ほな私が今日食べようとしてた奴作るね!リビングいこ』





Aについていくと、今日一瞬だけ通ったリビング。






『テレビとか見てくつろいでて?そない時間かからへんから』





赤「手伝うで?」





『え、めっちゃ嬉しいねんけど、大丈夫やで。勉強疲れたやろ?ゆっくりしてて』





…めちゃめちゃ優しいんやけど。





テレビを適当につけて、結構見る番組があったから見てるけど…




視界には料理をしてる姿が見えるわけで。




…おん、ええな。




結婚とかしたら毎日こんな感じなんかなぁ。







いい匂いもしてきて、なんとなく作り終わった感じがしたからキッチンにむかう。




流石に何もせんのは、俺もいややから。






赤「美味しそうやん」





というとびっくりしてる。





赤「なんで驚いてんねん(笑)たべよ」





お皿を両手に持ちリビングまで持っていく。






やばい、めっちゃ美味しそう





ずっとずっと食べたかったけど食べれなかったAの手料理





俺より先に望が食べたってのが許せへん。





俺やって手作りお弁当食べたいねん。





そんなことを考えているとAがきた。





赤「いただきます!」





美味しそうすぎて思わず口に入れすぎた。




赤「うんまー!!!!」




めっっちゃ美味しい!




ほんまにほんまに美味しい!





俺が食べてるところを見つめてたAは幸せそうに微笑んだ。





…なんか、この感じ。





赤「Aがお嫁さんやったらこんな美味しいご飯毎日食べられるんや、ええなぁ」





その一言でAがボッと音がなるほど真っ赤になる





あ、や、俺めっちゃ恥ずいこと言った。




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あんこ - めっっっちゃ続き気になります!!!( ; ; )更新してください!お願いします! (2019年5月19日 16時) (レス) id: 21768f6b4b (このIDを非表示/違反報告)
神なな - シゲめっちゃ可愛いですね…いいな…私も料理頑張ろっ。続き楽しみにしてます! (2019年3月7日 23時) (レス) id: f2f519a29c (このIDを非表示/違反報告)
ミルキァ(プロフ) - ずっと気になってて今日初めて読んだんですがもう一気に読み終わりました!おねがいします、更新してください(;_;)待ってます! (2019年3月3日 2時) (レス) id: d4ceab3b1f (このIDを非表示/違反報告)
照史担当のえ民 - 最高です (2019年1月26日 0時) (レス) id: 7915cd38c5 (このIDを非表示/違反報告)
赤色jasmine - 面白いです! (2018年3月11日 13時) (レス) id: 14370819a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クニヒロ | 作成日時:2018年1月14日 1時

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