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吉原遊廓 ページ12

吉原遊廓

男と女の見栄と欲

愛憎渦巻く夜の街


女「いやぁこりゃまた…不細工な子たちだね…」


猪子

炭子

善子

A

男「家ではちょっと…」

女「可愛いけどその女の子も銀髪に赤目だし…悪いけど…」


貴『…』


善「(Aちゃんを馬鹿にするなよっ!!)」


今Aは凄く綺麗だ

そこらの花魁より綺麗だろう

だがその銀髪赤目のせいで気持ち悪がられている


女「まぁ一人くらいならいいけど」


宇「じゃぁ一人頼むわ悪ィな奥さん」キラキラ


女「じゃぁ真ん中の子を貰おうかね素直そうだし(*´∀`*)」


炭「一生懸命働きます!」


炭子就職決定

――――――――

宇「ほんとにダメだなお前らは二束三文でしか売れねぇじゃねぇか」


善「俺アンタとは口効かないんで…」


宇「女装させたからキレてんのか?なんでも言うこと聞くって言っただろうが」


善「(女装なんかどうでもいいんじゃボケが…オメーの面だよ普通に男前じゃねぇかふざけんなよ)」


伊「オイ!なんかあの辺人間がウジャコラ集まってんぞ!」


貴『本当だ…』


なにかやってるのかな?


ざわざわ

宇「あーありゃ"花魁道中"だな」


宇「(ときと屋)の"鯉夏花魁"だ」


貴『綺麗な人…』


宇「そりゃ花魁だからな」


荻本屋「ちょいと旦那この子たちうちで引き取らせてもらうよいいかい?」


荻「"荻本屋"の遣手…アタシの目に狂いはないさ」


宇「"荻本屋"さん!そりゃありがたい」


伊/貴「…??」


宇「達者でな猪子A―――――」


ついに買われてしまった…
――――――――
荻本屋

荻「どうよこれ!!」


女「きゃ――っすごい!」


荻「変な風に顔を塗ったくられていたけど落としたらこうよ!!すごい得したわこんな美形の子安く変えて!!」


やっぱり伊之助の顔って綺麗だよなぁ


貴『…』


荻「こっちの子ももっと綺麗にしなきゃ!銀髪赤目で逆に新しくていいわ!」


荻「仕込むわよォ!仕込むわよォ!京極屋の"蕨姫"やときと屋の"鯉夏"よりも売れっ子にするわよォ!」


伊/貴「…」


女「でもなんか妙にこの子ガッチリしてない?」


荻「ふっくらと肉付きがいい子のほうがいいでしょう!」


女「ふっくらっていうかガッチリしてるんだけど…」


これからどうしよう…


早く宇髄さんのお嫁さんを見つけないといけないのに…



伊/貴「「(どうしよう)」」


その頃の善逸―――

善「(アタイ絶対吉原一の花魁になる!!)」←なぜそうなった笑

階級→←遊郭潜入大作戦!!



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作者名:彼方 | 作成日時:2019年11月20日 7時

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