柱だけじゃなくてかまぼこ隊の様子までおかしくてわろたにえん【鬼滅の刃】

玖拾伍 ページ49

蜜璃さんを見送って急な伝令が入ったので行ってみるとカナヲが戦ってて、カナヲと地味に初の合同任務だから心が跳ねた。





カナヲかわいい。技きれい。私、カナヲの花の呼吸が一番好きなんだよね。技名もそれぞれ綺麗な花言葉あるし。





カナヲの変則的な攻撃に私のスピード重視の攻撃で鬼の頸は切れた。






『やったねカナヲ！私たち最強じゃね！？相棒じゃん！』





「Aの相棒は霞柱様でしょ」





『それ同じ技があるってだけじゃん』





そう、無一郎くんが怪我して運ばれた時私も産屋敷邸で過ごしてて、無一郎くんが剣士になると言ったので私も決めたのだ。その時無一郎くんのお世話してたの私ね。





彼の剣技は群を抜いてたし、無一郎くんが一足先に最終選別に行ってしまった。あと私がビビるにビビって行けなかった。不甲斐なし。その時の修行でできたのが合わせ技。合わせ技っていうか同じ技を使えるってだけだけど。





『私はカナヲとの手合わせ楽しかったけどなぁ〜！』




カナヲがまだあらゆる事柄を銅貨で決めていた頃。裏が出て私と修行しないと言われた時はショックすぎて3日間寝込んだ。





あの頃に比べたらカナヲは自分を表現するようになった。マジでカナヲかわいい。南無三……





思い出話に花を咲かせながら帰路につく。





門を潜ると目の前に人が降ってきた。忍者か。






「よォ！A！派手に疲れた顔してんなァ！」






モノホンの忍でしたわ。宇髄さんは両手にお酒と丸々二匹のふぐを持っている。






え、あの、えっと私。






『ふぐさばけません』






「まじか」

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