・(続くお花展開)(そろそろ番外編はよ終われ) ページ34
「さあ、次は私にお願いします」
満面の笑みで私に詰め寄るしのぶさん。その笑みに何かが含まれているような気がして1歩後ずさる。
ただ、その笑顔も綺麗。
「逃げないでくださいよ、カナヲと同じようにお願いしますね」
そう言って彼女より少し背の高い私に頬を近づけるように背伸びするしのぶさん。そんなしのぶさんを見て蜜璃さんが「しのぶちゃんもAちゃんもどっちもズルいわ、羨ましい……!」なんて悔しそうに歯ぎしりしている。
懸命に背伸びする彼女がいじらしくてその頬にちゅっと口付けを落とす。
その時いじらしい、なんて感想を抱いた私が馬鹿だった。
唇を離したあと突然しのぶさんの手によって顎を掴まれた。つき技を得意とするしのぶさんに反射やそういった戦法で私が敵うはずもなく。
掴まれた顎は下に引き下げられ唇と唇が重なった。
「キャーーー!!!」
なんて叫ぶ蜜璃さんの声がとても遠くで聞こえた。まあまあ実際近かったけど。
「ごちそうさまでした」
ペロリ、と唇を舐め上げるしのぶさんはとても妖艶で目が離せなかった。その顔を見て石にされたように硬直して動けない私。
ふっ……ふつくしすぎる、罪だ……!そんな私のビックバンの彼方にぶっ飛んでいた思考は無一郎くんが私を呼ぶ声で舞い戻ってきたようだ。
「ねえ、A。僕も頑張ったからほっぺにちゅーして」
『いいよ!!!!』
「え、本気?」
訂正、14歳に手を出す程度には思考がビックバンまでスマブラしてました。早く戻ってきて、私の判断力。
✂-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂
ゆりほど綺麗な恋愛はないと思います(偏見)
リクエストでした!長期休暇ではなかったし、勝手にキメ学軸ではない現パロにしちゃいましたが大丈夫でしたでしょうか!?!?(しかもお花展開にするやつ)
2917人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠 - うっ、しのぶさん…好き…バタッ (2022年6月27日 20時) (レス) id: bd033ea8fc (このIDを非表示/違反報告)
uta(プロフ) - 冨岡さんがこだま...((めっちゃ分かるっっ!!! (2022年5月27日 13時) (レス) @page33 id: 7b0687ca5e (このIDを非表示/違反報告)
優兎 - なんか、できたてたてホヤホヤの蜂蜜ってエr((すみません、小5です (2021年6月17日 17時) (レス) id: 2470a19cd7 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - dinner bornさん» ありがとうございます!嬉しいです!ありよりのありやと嬉しい……な!?(笑) (2020年5月20日 16時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
dinner born - とても面白くてついつい読み進めてしまいました。これもありよりのあり...? (2020年5月20日 14時) (レス) id: 1da8ba8178 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかね | 作成日時:2019年12月10日 2時