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気付けば私は若狭くんの腕の中で眠っていた。多分私が気を失って泥のように眠ってしまったあと、彼が1人で後処理をしてくれたんだろう。シーツも体も綺麗だった。
それでもシャワーは浴びたい。若狭くんの腕から抜け出そうとしてみたが、起きてるのかと思うくらい力が強い。体も痛く怠いので早々に諦め、彼の寝顔を見ていることにした。
顔にかかった長い髪を払う。昨夜、結われていた髪を行為中に解いたのは私だ。彼の長い髪が、世界から私たちを2人きりにするみたいに、カーテンになるような感覚が好きだった。そこから引き寄せてキスをするのが好きだった。でも何より事の最中に、邪魔そうに髪を掻き上げる、彼のその仕草が一等好きだった。
若狭くんの寝顔を堪能したところで揺すり起こす。目を覚ました若狭くんは、眩しそうに目を細めたあと「……ハヨ」なんて笑みを零す。舌足らずの話し方が可愛い、この瞬間だけの若狭くん。
『おはよ、シャワー浴びたいから離して』
「ん〜。オレも入る〜」
緩まった拘束から逃れ、ベッドから出て座るも腰に巻きついてきた若狭くんは、ぐりぐりと顔を押し付けて一向に離してくれない。豹はネコ科なのに、その仕草がいぬっぽくて少し笑ってしまった。思わず頭を撫でてしまう。
そんな私を一瞥した若狭くんは
「……まだか」
と楽しそうに一言呟いて、ようやく離れた。
『何の話？』
「ナイショ」
楽しそうに、ゆらゆら揺蕩うように、彼は私の質問をいなす。こういう時の若狭くんは頑として口を割らないので、もう諦めた。
シャワールームでふと違和感を感じ、左手に視線を落とす。薬指に嵌っている若狭くんの真意に気づくまであと━━━━
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キャラブック読みました？大きなネタバレはしませんが、この小説の解釈違いがすごいとだけ言わせてください。もはや1から書き直すべき……？(消したい)
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蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - やばい好き。これだからワカは最高なんだ (12月11日 0時) (
レス) @page44 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんな(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした(TдT)人生のバイブル？にします！子供4人は多いなw (11月4日 14時) (レス) @page43 id: c8a07ba8e1 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - とちさん» ありがとうございます、友人の布教活動のおかげ(？)ですかね……絶対役に立たないけどwwwwww (5月4日 10時) (レス) id: 1eabdc05d7 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - NIKOさん» 夢主の反撃が始まりますよォ！！ (5月4日 10時) (レス) id: 1eabdc05d7 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - ゆんなさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！続けることにしました！ (5月4日 10時) (レス) id: 1eabdc05d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね
| 作成日時：2022年4月19日 4時
