クリスマスの始まり ページ9
裕太マンションの前着いたよ
A今降ります!
俺の仕事が終わったのは夜の9時
Aは早めに終わったらしく
家にいる、っていうから
クリスマスイブお家デートは
Aを車でお迎えからスタート。
A「お待たせー。わざわざ迎えに来てくれてありがとね」
助手席に乗り込んできたAは
長い髪はお団子でアップにしてて、
ゆるーいニットのワンピースを着てて、
A「あ、ごめん、家に帰ってきてめちゃくちゃゆるい服に着替えちゃった…クリスマスなのに…いつも通りでごめん、」
Aはそう言うんだけど、
「ううん、俺はいつも通りのがいいよ」
なんか変に着飾ったりしないとこ
俺の前で自然体でいてくれるとこ
そういうところもすごく好きで
A「ふふふ、ありがとう」
いつも通りのAを見ると
今日にすごく緊張してた俺も
だんだん溶けるみたいに
いつも通りになっていって。
「せっかくクリスマスなのに俺ん家でごめんね」
A「全然大丈夫！むしろわたしが家行って平気？」
「うん、嬉しいよ来てくれて」
A「ふふ、ならよかった」
Aとの車中は
のんびりしてて、
クリスマスムードで
キラキラしてる町を抜けて
わー、綺麗だね
ってAは楽しそうにしてる。
平日の夜なのにいつもより行き交う人は多くて
カップルもたくさん歩いてる
おんなじようにしてあげられなくて
ごめんね、って少し思ったりして
A「人多いなー。わたし人混み苦手だから、お家でのんびりできるの正直嬉しいんだー」
なんて言ってニコニコしてるA
無意識なのか、本心なのか、俺の内心に気づいてくれたのか
わからないけど、
そんな一言にすごく助けられて
俺が好きになっていいのかな、ってくらい
いい子で。
Aに会ってから
はじめてのことばっかりで
自分でも知らなかった自分を知って
毎日気づいたらAのことばっかり考えてて
会うたびにAの好きなところが増えて
一目惚れから始まったんだけど
いつの間にか女の子として、それから
1人の人間としてもすごく好きになってた。
こんなのキャラじゃないし
変なの、なんて自分で悪態つくこともあるけど
Aといる自分が1番自分らしくて
そんな風にいさせてくれることに
いつもありがとう、って思ってて
今日は何がなんでも
答えがどうであろうと
思ってること全部Aに伝えよう、って
ずっと前から決めてたんだ。
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くまこ(プロフ) - ぴんさん» お返事、更新遅くなってしまいました（ ; ; ）とっても嬉しいです！！更新頑張ります！ (2020年1月14日 21時) (
レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
ぴん - 既に何回も読み直してしまうくらい大好きです！更新楽しみにしています！ (2020年1月3日 23時) (レス) id: 9264be83f2 (このIDを非表示/違反報告)
ほーちゃん(プロフ) - がんばってくださいね！楽しみにしてます！！ (2019年12月22日 8時) (レス) id: b77d86ce83 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ(プロフ) - ほーちゃんさん» ありがとうございます！引き込まれるは泣いて喜びます（ ; ; ）更新がんばりますね！ (2019年12月21日 10時) (レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
ほーちゃん(プロフ) - 久しぶりにすごい引き込まれる作品に出会えました。作成していただきありがとうございます。 (2019年12月19日 20時) (レス) id: b77d86ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまこ | 作成日時：2019年12月12日 20時
