本当に好き ページ13
Aちゃんが頼んでくれた炒飯は
なんか特別美味しく感じて、
2人でペロリと完食
「めっちゃ美味かった〜！」
A「ね！裕太くんて本当美味しそうに食べるよね。細いのに結構食べるし、焼肉の時も感心しちゃったもん」
そりゃAちゃんが
たくさん食べる人がタイプなんて言うもんだから
張り切ってたのもあるからねー…
A「いっぱい食べる人って一緒に食べてて気持ちいいんだよねー。」
「じゃあ俺めちゃくちゃ食べるから、またごはん一緒に行ってよ？」
A「あはは！出た！裕太くんのぐいぐいー」
「俺もう会えないかなーって思ってたから、今日来てくれて嬉しいのー」
ついつい突っ走って
本音を正直にぶちまけた俺
A「ふふ、それはよかった。わたし裕太くんの正直なとこも好きだよ」
でも、Aちゃんは相変わらず
余裕しゃくしゃくな態度で
全然俺なんかじゃ敵わない。
また一緒にご飯行って、の誘いも
うまーく はぐらかされて。
「Aちゃん、誰にでも好きだよーとかすぐ言っちゃうタイプでしょ」
A「んー？そう？」
「そうじゃない？」
A「そうなのかな、まあ本当に好きじゃなかったら言わないから別にいいんだよ」
Aちゃんはきっと無意識だろうけど
この人の好きに
男はまんまと翻弄されんだろうなー
って、俺もその1人か…って自己嫌悪。
Aちゃんの言う"本当に好き"は
俺の"本当に好き"と
だいぶ違うみたい
「Aちゃん次の休みいつ？」
A「えーと、25かな」
「25？クリスマスじゃん」
A「あ、ほんとだ。彼氏とかいないとイベントごとって気づいたら過ぎちゃってるんだよねー。全然忘れてた」
スマホを開いて
自分のスケジュールと照らし合わせて
次の休みを確認して
うれしくなる。
「24は何してる？」
A「んー？仕事終わって、お家帰って、1人で寂しくクリスマス迎えるんじゃない？ふふふ。自分で言って悲しくなってきちゃった。寂しい友達捕まえてパーティでも開こうかな…」
「いや友達捕まえなくていいでしょ」
A「ん？」
「目の前に寂しいやついるじゃん。しかも25ちょうど休みで好条件だよ」
A「裕太くんのこと？25休みなの？流石にわたしがクリスマス一緒に過ごしてー、はおこがましくない？」
「俺は大歓迎」
不思議そうな顔で
俺をジーっと見てるAちゃんの
返事に期待しちゃう
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くまこ(プロフ) - akubiさん» 嬉しいです！本当にありそうなリアリティあるお話を目指して、これからも更新していこうと思うので是非遊びにきてください^_^ (2019年12月6日 21時) (
レス) id: 9b703cb6ff (このIDを非表示/違反報告)
akubi - 本当に起きてるみたいで、読んでいてドキドキします！更新頑張ってください！楽しみにしてます。 (2019年12月6日 21時) (レス) id: d1c5f81421 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまこ | 作成日時：2019年12月3日 18時
