気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ33)

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【BLEACH】ならばいっそ【黒崎一護】　モチツキさんリクページ33

A

藍染惣右介の手によって作られた破面

身長１６０cmの女の子
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黒崎side

生憎の雨模様のくせして、じわじわと蒸し暑い

そんな中俺達はピタリとくっつきあい、この世との別れるまでの時間を過ごしていた

『一護』

鈴のような綺麗な声が、俺の名前を呼んだのかと思うと

暴力的な優越感と快感が身体中を電撃のように迸る

脳味噌がビリビリと痺れるような、そんな感じ

部屋どころか家には俺と此奴しかいなくて

俺のベットに座っているという刺激的すぎる状況下なのに

そんな事我慢できなくなるじゃねえか

Aが纏う服をこの手で破こうとする衝動を押さえつけながら、一回り小さな背中に腕を回す

ふんわりと漂う柔軟剤の香りと、柔らかな肌は俺の思考を痺れさせる

『愛してる』

おずおずと上目遣いにこちらを見上げ、縋るように躊躇うように小さく呟く

俺は衝動のままに唇を重ねた

舌先を絡め、裏筋をなぞり、執拗以上に口内を荒す

俺の舌が動く度に、身体が震える、頬が赤らむ、熱を帯びる吐息

全てを食らい尽くしたくて味わいたくて、壊したくて

Aの口からどちらかも解らない唾液が垂れる

俺の胸板をとんとんと苦しそうに叩くので、名残惜しいが唇を離した

Aの顎を伝う液体を舌先で絡め取ってから、俺は先程の返答をした

「俺もだ」

嬉しそうで、悲しそうな、どっちともつかない表情を浮かべて

『うん』と小さく答える

俺は死神代行

皆を守る為に、打倒藍染を掲げていた

Aは破面

藍染の野望を叶える為に、打倒死神を掲げていた

そんな中、俺達はお互いに恋をしてしまった

まさにロミオとジュリエットってか

恥ずかしい話だが、此奴とお互いの思いが通じ合った瞬間

何もかもがどうでも良くなってしまった

でも、周りの奴らはそれを許してくれない

後、数十分経ったら此処に護廷の皆が来るだろう

俺と、Aを殺すために

「A」

互いの斬魄刀を構え、微笑みあう

他者から見たらかなり狂った光景だろうな

嗤っちまうぜ

「愛してる」
『私も』

鋭い刃が心臓を貫いた

お前は破面で俺は死神

何かを守る為に、お前を捨てなきゃならないのなら

何かを救う為に、お前を殺さなきゃならないのなら

いっそ二人で死んでしまえ

end

グダグダ＆私の趣味全開ですね((

遅くなって申し訳ありません！！リクエスト有難うございました！！！