気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ30)

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【ヒロアカ】万事屋ｖｓ敵連合【銀魂】　ココ松さんリクページ30

坂田 A ―Sakata―

坂田銀時の妹(１８)

個性【逆転】

触れたものを逆転させることが出来る！！

男→女、若者→老人とかも可能だ！！

【万事屋】どんな案件でも引き受ける何でも屋。正真正銘、犯罪組織。
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貴女side

「だァかァらァ！！うちの可愛いAはやらねえつってんだろ！！お宅もしつこいぞ！！」

万事屋に兄である銀時の叫び声が響き渡った

「そんな固い事言うなよお義兄さん」

どこ吹く風、とすました顔で私の腰に手を回し優雅に座る死柄木様

くすぐったさから身をよじるけれど、引き寄せられて死柄木様に密着する始末

「お前にお義兄さんと呼ばれる筋合いはない！！！そしてAの腰を触るなけしからん！！！」
「うるせえな、崩すぞ」
「すいませ・・・・って何で俺が謝ってんだよオオオオオ！！！」
「ちょっイタ！！！僕に八つ当たりしないで下さいよ！！！」
「黙れ駄眼鏡！！」
「誰が駄眼鏡だ！！！！」

「・・・私定春と散歩に行ってくるヨ」

突然始まった兄さんと新八の喧嘩に神楽が冷ややかな視線を送りながら

定春を引き連れて出て行った

「なァ、A」
『なんでしょうか、死柄木様』
「弔さん、」
『しかしお得意様にそんな口の聞き方は・・・』
「言うこと、聞けないの？」

心臓に氷柱を突き立てられたように、冷たく痛いそんな視線

がくがくと身体が震えるのが分かった

「オイコラァ！！！俺の可愛い妹を脅すな！！！」
「おいおい、お得意様に向かってその口の聞き方は何だよ崩されてぇのか」
「俺とAの扱いの差！！！」
「いってぇ！！！どさくさに紛れて僕を殴らないで下さいよ！！！」
「うるせぇ駄眼鏡！！」
「誰が駄眼鏡だ！！！」

兄の声を無視して死柄・・・弔さんは私と視線を合わせた

先程とは違い、普段と変わらない冷静な目

私はほっと一息つき、恐る恐る尋ねた

『弔さん、本日はどのようなご用件で』

すると、弔さんは意味ありげに笑った

続く