【黒バス】俺には君しか見えないのだから【赤司征十郎】 黒猫さんリク ページ26
神原 A ―Kanbara―
洛山高校1年
身長160cm(成長中)の美人さん
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
赤司side
Aの姿を探して教室をのぞいていると、俺の周りに女子生徒が集まってきた
「これからお昼かなぁ?」
「よかったら私達と一緒に・・・」
「悪いが先客があるんだ」
甘ったるい声をだして俺にすり寄ろうとする数名の女子を一蹴した
Aの姿は見えない
何処に行ったんだろうか、と心辺りを探そうと歩きはじめると
「あ、居た征ちゃん」
聞きなれた声が俺を呼び止めた
俺を征ちゃん等と呼ぶのはあの男しかいない
「嗚呼、玲央。俺に何か用か?」
「Aちゃん、図書室に居るから早く行った方がいいわよ?」
「何で知ってるんだ?」
「さっき、図書室に入るのを見かけたのよ。様子が少しおかしかったしね」
情報を提供してくれた玲央に感謝して、俺はさっそく図書室に向かった
・
・
・
図書室にはA以外誰もいなかった
俺の姿を見つけると、ぱっと視線を下げた
「・・・」
椅子に座っているAに近づいて、彼女の傍に跪き
小さな手を包み込み、下から顔を覗き込む
『・・・何』
潤んだ瞳とかち合って、らしくもなく動揺した
「泣いたのか」
『・・・煩い』
「俺が何か、してしまったかい?」
『君が、』
「俺が?」
『君が他の女の子に囲まれてるのは、ヤダ』
ポツリと呟くと、彼女の頬を涙が滑り落ちた
『私はとても不安に思う。君はとても魅力的で、周りに居る女の子達も可愛らしいから』
それで、泣いていたというのか
可愛い。あまりにも可愛すぎる
「・・・A、今俺の目に映っているのは誰だ?」
『・・・、私』
「そう、俺は君しか見えないし。見ないよ」
でも、と口を開きかけた彼女の唇を塞ぎ黙らせた
唇を離すと彼女の頬は朱に染まっていた
「この意味が分からない程、君は子供じゃあないだろう?」
『・・・ん』
俺は君しか見えないのだから、君は俺を見ろよ
end
おまけ
「俺がどれだけ君を思っているのか、分からせてあげよう」
『え、あ、』
【ヒロアカ】きらきら【轟焦凍】 黒猫さんリク→←【ナンバカ】愛の逃避行【八戒猪里】 はるさんリク
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
カービィ - ツイステでレオナさんできますか? (2021年9月10日 13時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
yui - すいませーん…BLEACHの浦原さんって大丈夫ですか? (2019年11月25日 1時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 黒バスで花宮真お願いします!! (2019年10月26日 2時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
みかんうさぎ - ナンバカのキジさんお願いします! (2018年11月27日 20時) (レス) id: 45da41e693 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ