気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ13)

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【セクメン】堅物なんて大嘘【剣千刀夜】　樹葉さんリクページ13

千景 A ―Chikage―

私立中蛇高等学校１年生

１６０cmの女の子

可愛らしい外見とは裏腹に凄まじい脚力を持つ
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貴女side

やってしまった

つい睡魔にそそのかされ、授業中眠ってしまった

それも、数学の授業で

授業中に眠ってしまった事が問題という訳ではなく

刀夜先生の前で寝てしまったのが問題なのである

授業中、頭へと強烈な痛みで夢の世界から強制的に連れ戻された

誰だよ、と思い顔を上げる

私はそこで後悔する

今、数学だった、と

そこには、サディスティックな笑みを浮かべている刀夜先生が

放課後、資料室に来い

恋人でもある彼は凄く良い笑顔でそう言った

震える手で資料室の扉をノックすると、うち開きの扉がひとりでに開いた

と、いう訳ではなく先生が不機嫌さを前面にだし仏頂面で私を招き入れたのだ

私をじっとりと見下ろしている先生(身長差２０cm)

流石に怖い、涙出てくる

「さっさと入れ」
『は、い』

私を中に入れると鍵を閉めた

鍵を閉めた！？

狼狽えてる私をよそに刀夜先生は椅子に腰を掛けた

「ほら、お前も座れ」
『は、はい』

刀夜先生の隣に座ろうとすると、腰を掴まれ膝の上へ

「ここだろ」
『へ、へい』

もう威圧感がすさまじ過ぎて怖いっす

「ほら、反省文。20枚」
『うぅ、はい』

膝の上という不本意すぎる位置で机に向かい

鉛筆を握り反省文を書きだす

瞬間、ざらついた生温かい感触がうなじに

『ひぃっ？！』

熱っぽい吐息がかかってぞわりと鳥肌が立つ

腰のあたりが妙にくすぐったくて身をよじる

『と、や、せんせ』

抗議の声を上げると舐めるのをやめた

やめてくれたと思うと強張っていた身体が自然と力が抜けた

それを狙っていたかのように服の中に手を忍ばせた

『刀夜、せんせっ？！』
「何だ？」

二度目の抗議の声を上げたが手を止めることはなく私の身体をまさぐり続ける

ぐいっと顔を向けさせられると唇が重なる

『んん、』

ぐるぐると頭の中をいろいろな感情が回り巡り混ざり合い

もう、なんでもいいや

先生に身体を預けされるがまま、なすがまま

離れた唇を銀色の糸が繋ぐ

正常な思考を妨げる服の中の手と私の心を蝕む欲

「ほら、後２０枚」

先生はそんな私を見透かしたかのように意地悪く笑って言うのだ

超堅物だなんて大嘘

大人はいつだって狡いんだから

end

リクエスト有難うございました！