柱のみんなの様子がおかしくてワロエナイ【鬼滅の刃】

拾玖 ページ20

「でもさー、」




終わり、と言ったのに話を続ける善逸。




「この間音柱のオッサンと話してる時さ、今は亡きって言ってなかった??」



『善逸そろそろ柱のことオッサン呼びやめた方がいいと思うよ、柱に殺されるんじゃない??』




「隊律違反だけどね!!…じゃなくてさ…」




話を脱線しがちな私に善逸が呆れたようにため息をつく。




『私の中では死んでるから。死んでるって思った方が楽だったから。ていうかほんとに死んでんじゃない？知らんけど』




相変わらず楽観的に話す私。伊之助は被り物をしてて分からないけど炭治郎、善逸はいまだに不服そうだ。




炭治郎は愛されて育ってきたから理解できないんだろうなぁ。だからその分鬼に対する反動が大きくて。善逸はおくるみに名前も入れられずに捨てられたって言ってた。でも育手のおじいちゃんが厳しいけど優しかったって。伊之助も山の王(自称)になるぐらいだから、それなりの人生を歩んできたんだろうな。知らんけど(2回目)




別に自分の置かれた環境が不幸だとは思わない。許されないことをしただけで。ただ、本当に許されないことをしたのなら吉原で身体を売って働くべきだったのかもしれないけど。




『美味しいお茶、蜜璃さんからいただいたからお菓子と一緒に食べよう』




と言うと少し顔を緩めた2人。んー、やっぱお菓子は世界を救うな。




淹れたばかりのお茶を湯のみに注いでお菓子と一緒に持ってく。




珍しくお茶から手を出した伊之助。




『待って伊之助！被り物……』




「「あ…」」




被り物の上から飲み物を飲もうとした伊之助。被り物、ご臨終(誇張)




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的なこと伊之助1回はしてそうじゃないですか??(笑)

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