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くじらの誕生 ページ47

『ぁ、う』

「「ち、ちいせぇ〜…」」

白い布で包まれた、生まれたてほやほやの赤ん坊
小さな言葉を出すが、赤ん坊は寝ていた
それを起こさないように、囲んでやれ小さいだの、潰してしまいそうだ、のかわいい、だのとすっかり夢中のようだ

「グラララ…本当にちいせぇな」
「んふふ、まだ赤ちゃんだから」

どこかひと安心している白ひげと疲れた様子はあるものの笑顔のカルミア
カルミアは赤ん坊の腕のアザを見ると一瞬、俯いてしまった

「…やっぱり、引き継いじゃったわね
ごめんね…」
「…心配すんな。こいつには頼りになる兄貴が沢山いるからな」

白ひげは自分の息子たちをみた
息子たちは弟、という存在を改めて認知し、オォー!!と叫んだ
その瞬間、

『ぅあぁぁぁ〜…!』

赤ん坊が泣き出したので、ハッと揃いも揃って口に手を当てる

「ごめんなぁ〜…!大声怖かったよなぁ〜〜!」
「サッチ、それもうるさいからお前少しだまっとけよい」
「ア"ッ」

あやそうとする者もいたが結局カルミアが泣き止ませると「母親すげー」と誰かが言った

「カルミア、なにかあれば頼ってくれ。子守りはなれてるしな」
「あら、イゾウ頼もしいわ」
「勿論俺達も…!なんか手伝えることがあれば!」

助かるわ、とカルミアは笑顔で答えた

「…そういえば、この子、名前はなんてつけたんだよい?」

マルコがそういうと白ひげとカルミアは顔を会わせた
そして白ひげが大きな手の、大きな小指でそっと、赤ん坊の頭を撫でた

「ずっと、決めていた」
「えぇ、この子の名前は」


エドワード・A、と


名前が発表されたとき、またも皆がオォ…!と叫びそうになるが、ハッ、としてまたしても口に手を当ててだまった

その様子を、見てたのか…いや、きっと偶然だろう

『ぅあ、!』

Aが声をあげ、笑ったように見えた
その表情に甲板は小さな笑い声が沸き上がった

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作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時

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