占いツクール
検索窓
今日:607 hit、昨日:372 hit、合計:70,041 hit

くじらが51匹 ページ5

「その若造、知ってるか?」

父さんの問いかけにジンベエは新聞をのぞく

「……耳にしたことは。ずいぶん手配書が出回って……自然(ロギア)系、炎の能力者とか」

『シャボンディで中将返り討ちしたらしいね』

「てことは来るんですかね、新世界(こっち)に」

『だろうね、コーティング船ででたらしいし』

先程の俺と同じ考えに至ったサッチは俺、ジンベエ、父さんの順でみた
父さんはこの事に関してなにも言わなかった
ただ、ジンベエに見送りの言葉を送って部屋に戻ってしまった


「サッチさん、Aくん、白ひげのオヤジさんは……」

「すこぶる元気ですよ。」

『すくなくとも悪くはなってないみたい…』

そういうとジンベエの顔に安堵の色が出た

「まァ、人間誰でも、歳をとれば昔のままってわけにはいきません。
舌が鈍るもんだから、濃い味付けになっちまって、塩分とりすぎないようにしないと……」

サッチは俺の頭を撫でながらコックらしい事をいう

「サッチさん、Aくん。差し出がましいですが、白ひげのオヤジさんのこと、くれぐれもよろしく頼みます。あの人は魚人族(わしら)の恩人だ」

『わかってるよ、ジンベエ
父さんは、みんなわかってるよ』

自分の命の消失は、縄張りの人たちを危険にさらす
自分だけの命じゃなくなってしまったのだ
父さんは父さんの旗で沢山の命を守っている


ジンベエのいなくなった暗い甲板に俺は膝を抱えてしゃがみこんだ
まだずっと先かもしれない。
なのに、なのに怖くて仕方ない

父さんに置いていかれるのがこわい


「…A、大丈夫だ
オヤジはしっかりわかってるから」

『…サッチ、置いていかないでね』

「なにバカなこといってんだ、ほれ、あったかい飲みもんでも作ってやるからそれ飲んで子供はさっさと寝ろ」


俺を引っ張って立たせ、背中を叩いて食堂へと俺たちは向かった

くじらが52匹→←くじらが50匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
設定キーワード:白ひげ海賊団 , ワンピース , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。