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心配 1 ページ24
ダーマside
3人でマサイの家でモトキが来るのを待ってた。
でも、待ち合わせ時間から30分経っても来る気配がない。
いつもは10分前にはインターホンが鳴り、お邪魔しま〜す、とか言ってあのほわほわした笑顔を向けて来るのに。
なにかあったのかもしれない。
そう思って3人でモトキん家に行ってインターホンを鳴らした。
返事はなかった。
その時、シルクが持ち前の勘で何かを感じたのかふ、と言った。
「なんか、嫌な予感すんだけど…？」
「シルクやめてくんね？マジになりそう。」
「冗談でもキツイぜ？」
笑ってその場を和ませようとする。
でもシルクの顔は真剣そのもの。
ましてやどんどん顔が強張っていく始末だ。
冗談なんて言って笑ってる場合じゃない。
それは俺もマサイもとっくに感じ取っていた。
前に貰った合鍵で開けて入る。
モトキ〜？と、呼びながら部屋を回っていく。
そして寝室に行くと、モトキが壁にもたれたまま意識を失っていた。
俺は咄嗟にバックを落として、モトキを抱き起こした。
「モトキ？モトキ、モトキ！」
「ダーマ、モトキいた？」
「え、おい、モトキ！」
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作者名：姫風 心 | 作成日時：2017年3月21日 13時
