第三の七不思議。「捜査編」 ページ9
恵麻「霊華〜！」
霊華「しっ………先生にバレるでしょ！」
紫蘭「そうだよ、こんな時間に校門内にいたらバレた時ヤバいよ！」
いや、二人も充分煩いよね。
霊華「ほら、いくわよ、恵麻、頑張りなさい！」
恵麻「私なの！？」
紫蘭「え、そうだよ？」
何で！？
仕方ない………いくか。
公衆電話に入る。
かかってくるのかな〜………ホントに。
Riririririririririririririri！！！
煩い音で、確信する。
かかってきた。
意を決して、受話器をとる。
恵麻「も、もしもし……？」
《あ、恵麻？私、真理亜だ！》
恵麻「間違えましたー！」
ガチャン
そういって、電話を切る。
主犯は真理亜だったんだね、うん、解決。
かえって、言う。
恵麻「主犯は真理亜だったよ。帰ろう。うん。」
霊華「それ、私が真理亜に頼んだドッキリよ」
なんだ〜…………
Riririririririiriririri！！！
恵麻「二回もしなくても……」
霊華「ち……違うわよ………私、真理亜には一回しか頼んでないもの……！」
完全に怯えきった目をしている。
本当なのだろう。
恵麻「ってことは………」
紫蘭「ほ、本物……」
恵麻「…」
紫蘭「私がいくよ……」
紫蘭said
公衆電話に入る。
受話器をとり、
紫蘭「もし、もし………？」
話しかけるが、聞こえるのはノイズだけ。
《ｻﾞｻﾞｻﾞ………ｻﾞｻﾞ…ｲｷ………ｲ》
紫蘭「え？」
《ｻﾞｻﾞ……ｲｷ…ｻﾞｻﾞｻﾞ…ﾀｲ…》
紫蘭「行きたい？何が……？？」
《ｻﾞｻﾞｻﾞ…生きたい……ｻﾞｻﾞ………》
その時、私は聞いた。
ノイズの隙間にはっきりと、[生きたい]と誰かが言ったのを。
そして、知らない誰かの顔が見えたのを。
それから、私の記憶はない。
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ゆきんこ@ログインできなくなったから新垢作った(プロフ) - zeroーゼローさん» ありがとうございます！がんばります！ (2018年7月18日 12時) (
レス) id: dcba91c91e (このIDを非表示/違反報告)
zeroーゼロー(プロフ) - 思ってたよりホラー要素が少なめでサクサク読めました！こうしんがんばってください！続き楽しみにしてます (2018年7月12日 21時) (レス) id: 456a7893c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ@ログインできなくなったから新垢作った(プロフ) - クッキーさん» ありがとうございます！この作品のモットーはホラー苦手な方にも面白く読んでもらえるギャグホラーなので、そんな風にいってもらえて嬉しいです！ (2018年5月8日 18時) (レス) id: dcba91c91e (このIDを非表示/違反報告)
クッキー - すっごい面白いです！私、怖いの苦手なんですが面白いのでつい、みたくなりました！頑張ってください！ (2018年4月7日 18時) (レス) id: 55dec7ea79 (このIDを非表示/違反報告)
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