【プリパラ】3つの流れ星 (ページ4)

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Ⅱ ページ4

らぁら「竜王…更紗…さん」

そふぃ「それって…H☆E☆Sの…」

ハル「そっ！あたしと絵里のチームメイト」

ドロシー「で？その更紗ってやつどこにいるのさ？」

キョロキョロと辺りを見回すがそれらしき人物は見当たらなかった。
するとハルは近くにいた生徒に問いかける。

ハル「ねぇ更紗ちゃんどこにいるか知ってる？」

生徒A「はっはい、竜王さんならH☆E☆S専用レッスン室から歌声が……おそらくまだいるかと」

ハル「ありがとねっ、さぁレッツラゴー！」

らぁら「かしこま！」

ハルにつづいてらぁら達もH☆E☆S専用レッスン室へと向かった。

生徒B「それにしても相変わらず素晴らし歌声でしたね…」

生徒C「容姿も整ったお方で時期歌組筆頭候補なのも納得ですね」

シオン「…………。」

レオナ「シオン？どうかした？」

更紗について話している生徒を見て立ち止まっているシオンを見て心配そうに問いかけるレオナ。

シオン「いや、なんでもない…何となく覚えがあると思ってな」

レオナ「知り合いなの？」

シオン「人違いかもしれないがな」

＊

ハル「はいとーちゃく！ささっ開けてみて？ここはあたしたちH☆E☆S以外は滅多に入れないから！」

らぁら「そっ…そんな貴重な場所に入っていいんですか？」

ハル「このレッスン室の使用権を持つあたしと絵里がいるから大丈夫！」

ハルに励まされるかのように後押しされてらぁらは緊張しながらもレッスン室の扉を開けた。

更紗 ♪私たちの夢のパズル完成させる最後のピースは誰でもないキミだよキミなんだよ

扉を開けると聞こえるのは1人の歌声。入った途端聞き惚れてしまい立ち止まるらぁら達。
更紗が歌い終わったのを確認して拍手をした。拍手に気づいて扉の方を向く更紗。

更紗「えっと…パプリカ学園の人かな？」

らぁら「はい！…あの、更紗さん！凄いっ凄いんですね！」

未だに拍手を続けるらぁらを見て思わず笑みを浮かべる更紗。

更紗「初めまして、竜王更紗です」

レオナ「わぁ…テレビで見てる時と同じだ…可愛い」

ドロシー「ま、僕のほうが可愛いけどね…」

絵里「更紗ちゃん、学園長って今いるかな？」

更紗「今はいないと思うよ。何か話すことがあるなら連絡を入れればいいんじゃない？」

絵里「ならいいよ。挨拶に行こうと思ったけどいないならまた別の機会にしよう」

ハル「じゃあさ、みんなでプリパラ行こうよ！あたしたちH☆E☆Sのライブを見せたげる♪」