【プリパラ】3つの流れ星 (ページ14)

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それから数日後四ツ星学園のオーディション当日。卒業式と同様にメディアも多く参列していた。審査をする更紗達はステージ前の席に座りオーディションを受ける女の子に質問をしたりステージライブの出来の評価をしたりする

歌組、舞組、劇組と全ての″一般″オーディションは終了した
ここからは新たに増える組である美組のオーディションが始まる。今までの3組とは違い最優秀生徒のいない組であるためこのオーディションで1番の成績を納めた女の子が最優秀生徒として赤いブレザーを身に纏うことになる

オーディションを受ける女の子に質問するのは簡単にまとめて3つ

学園に入りたいと思ったきっかけ

もしオーディションに落ちたらの第2希望

美組に入るためのアピール

それ以外にも気になる点があれば各々が質問することになっている
そのあとにステージライブを行い結果を出す

＊

始まってから何人もの女の子を見てきたが

ハル「ダメだー…なんか違うんだよなぁ」

絵里「ハルの言いたいこと、なんとなく分かる」

ハル「うん…なんてゆーか自分に自信ありすぎって言うかね」

更紗「このままじゃ最優秀生徒が決まらない…次」

書類を見ながら次の順番の子を呼ぶ

「はい」

しっかりとした返事を返し更紗達の前に立ったのは今までとは一味違う子だった

真昼「香澄真昼です。よろしくお願いします」

更紗「よろしくね、真昼ちゃんはどうして学園に入ろうと思ったの？」

疲れているハルと絵里に変わって質問をする更紗

真昼「私は、幼い頃からアイドル…プリパラが好きでした。それに私は更紗さんに憧れているんです」

更紗「そっか嬉しいな。次にもし落ちた時の第2希望を」

真昼「今言ったように更紗さんに憧れているので歌組に入りたいと思っています」

更紗「はい。最後に美組に入るためのアピールをお願いします」

3つ目の質問に真昼は1度深呼吸をして答えた

真昼「私はオシャレしたり自分磨きをするのが趣味で休日もメイクや得意のネイルをしたりしてます。でも私はそれだけじゃ満足していません」

ここで終わりかと思ったら満足していないと答えた真昼

真昼「この学園の美組の頂点に立ったとしてもまだです。上でありながらプリパラでアイドルとして自分をもっと輝かせていきたいと考えています」

しっかりとした答えを聞いて更紗は拍手をした

それからライブもして結果発表の時間…

更紗「美組の最優秀生徒は………香澄真昼に決まりました」