【プリパラ】3つの流れ星 (ページ2)

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プロローグページ2

ハル「ん？パプリカ学園の風紀委員がうちに来るの？」

絵里「いや、交流会は既に行っているから校内を見せて欲しいんだって」

ハル「ふぅーん…ねぇ今後あたし達が向こうの学校に行きたいからお願いしといてよっ絵里？」

ここは四ツ星学園のレッスン室。ただのレッスン室ではなくH☆E☆S専用のである。
四ツ星学園の風紀委員である絵里はレッスンするために来ていたハルにパプリカ学園の風紀委員がくることを知らせた。

絵里「それはいいけど…レッスン室でお菓子食べるのやめたら？」

ハル「いいじゃーん、甘いもの食べないと集中出来ないんだよ…食べる？」

ハルはそう言って絵里に持っていたポッキーの箱を向ける。
絵里は渋々中から1本ポッキーを取り出し口に加えた

ハル「食べるじゃん。ねぇ絵里…あたしも行っていい？暇だし」

絵里「暇って…練習しなさいよ」

ハル「いいじゃーん、みんなで仲良くプリパラ行こうよー」

ハルは絵里に甘えるかのようにすりついた。絵里は面倒くさそうにハルを引っペがす。

絵里「分かった、分かったから…じゃあ着替えてバッグ用意して」

ハル「はぁーい！」

ハルは現在ジャージ姿のため、そんな姿を他校の生徒に見せるわけにも行かないため着替えるよう言う。ハルは近くにあったマイブランドViVid Kissのプリチケバッグを持ってレッスン室を後にした。

絵里「……？もしもし更紗ちゃん？」

更紗『まだ掛かりそう？』

絵里「うんごめんね、これからパプリカ学園の風紀委員が来るからしばらくは行けそうにないや」

更紗『そっか…』

プリパス越しに聞こえる更紗の残念そうな声。そんな更紗にどう声をかけようか悩む絵里。

絵里「更紗ちゃんも来る？ハルも来るけど？」

更紗『ううん…私はいつも通り歌ってるよ』

絵里「そっか、終わったら声かけるから」

更紗との通話を切り、絵里は集合場所に向かった。
ハルをほったらかして。

四ツ星学園屋上。
そこには1人両耳にイヤホンを付けて音楽を聞いていた。足でリズムに乗り時には鼻歌を歌ったりしていた。
更紗は屋上から校門を見ていると、制服の違う同い年の女の子が数名いた。

更紗(おかしいなぁ…風紀委員って1人で来るんじゃなかったっけ？)

予定より人数が多いことに気づいた更紗だったが小さなことは気にせず再び音楽を聴き始めた。