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慶ちゃんは行かないでと何度も問いかけていた
その後、誰かを探すように何処？と
これだけ探されるんだって思うとやはり私は…
太「何処だよ、Aちゃん」
慶ちゃんの目から涙が
慶ちゃんは必死に私の名を連呼する
慶ちゃんは今も私を心配しているんだって
迷惑かけてごめんね、慶ちゃん
太「Aちゃん！」
「どうしたの、慶ちゃん？」
慶ちゃんは目をパチクリして周りを見渡していた
そんな慶ちゃんが可愛く見えた私はついいつもの癖で慶ちゃんの頭を撫でていた
そんな慶ちゃんが体制を変えたかと思いきや私にしがみつくようにお腹周りに抱きついてきた
慶ちゃん、よっぽど苦しい夢だったのかな？
もう1人にはしないよ、私もそばに居るから、だから
「また一緒に強くなろうね、慶ちゃん」
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作者名：ミクリン | 作成日時：2022年9月10日 21時
