５話 バレンタイン３ ページ6
まり 「ゴミ。本当ゴミ。マフラーも男からとかも気持ち悪い!杏奈にちょっかいだすなってん の。杏奈はあたしみたいなのと仲良くしてくれるいい子なんだから。ずっとあたしが一番 で隣にいたのに！今まで杏奈男っ気とかなかったのに。意味分からない。ふざけんなって 話。本当ムカつく。」
智也 「おい。友達思いなのはいいけどそんな泣くほど。」
まり 「そんなんじゃないもん。友達じゃなくてあたしは杏奈が…」
れいな 「ちょうど私はゴミの所を通ってると声が聞こえて聞いてると松永と女の子の話声が聞こ えた。てゅうかあの子あいつにツバかけた子じゃん。」
まり 「バカにするならしていいよ。しょうがないんだもん。あたしだってわかんないんだもん。 好きで女に生まれたわけじゃないしあたしだって…」
智也 「・・あれ・・？」
まり 「キッモイー！！唇腐ったー。」
智也 「や。ごめん・・。何かつい？」
まり 「糞野郎。死ね。」
智也 「ははっ。俺はすぐにそこをはなれようとしたら声が聞こえた。」
れいな 「あんたって最低だね。誰もがあんたに好意持つとか思ってるわけ？ありえないんだけ ど。」
智也 「れいな？久しぶりだな。お前と話すの。仕方ないじゃん。俺女の子好きだし。それよりれ いなはチョコ俺にくれないの？」
れいな 「はぁ・・！何言ってるの？あんたいっぱい貰ったでしょ？それより名前で呼ぶな。やっ ぱりあんたと付き合ってるとイライラする。」
智也 「イライラするね。そうしてあいつは俺の所から居なくなった。昔はあいつ可愛げがあった のになぁ。俺はクラスに戻ると夏樹どうしたんだよ。」
恵一 「おかえり。小早川さんからチョコ貰ったんだって。」
智也 「マジ本命？」
恵一 「ううん。義理？これからも仲良くしてくださいってカード入ってたみたいだよ。」
智也 「だからツバ女怒ってたのか。ん」
夏樹 「これ俺の。」
智也 「落ちてた。」
夏樹 「やっぱり。せっかくだし渡してくる。」
剛 「いつになく積極的。」
智也 「恵一？どーゆー時キスしたくなる？」
恵一 「したくなった時。」
智也 「暴言吐かれたら？」
恵一 「もちろん怒ってお仕置きするよ。」
智也 「まぁ。恵一はそうだよな。」
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作者名：るな | 作成日時：2016年6月25日 20時
