4話 バレンタイン2 ページ5
剛 「逆チョコとかさ」
恵一 「あそれいい。」
剛 「いいかな。彼女にくれくれ言われててさ。」
夏樹 「逆チョコ。俺が小早川さんに?無理何か本気っぽいし。」
恵一 「いやそんな重く考えなくていんじゃない?カラオケの割引券のお礼的な。」
夏樹 「なるほど。」
剛 「あっごめん。手作りでいい?」
夏樹 「手作り?」
剛 「彼女から手作りでって注文が。」
夏樹 「俺お菓子作ったことないんだけど…!」
恵一 「大丈夫。まっつんお菓子作れるっぽいもん。」
智也 「げっ。」
恵一 「何か前妹にタルト作ったって言ってなかった?」
智也 「言ったけど。」
夏樹 「だったら前日とかまっつん家で教えてくれたり」
智也 「いいけど。余計な事言いやがって。」
恵一 「ごめん。協力してあげなよ。」
れいな 「はぁ。読書のじゃまだな…!」
智也 「ちょっと他のクラス行ってくるわ。まぁ協力するのはいいけどよくやるなぁっと思う。本 命つくらないで色んな子と遊んだ方が自分のペース保ててラクだし楽しいのに!そもそも バレンタインっつーのはさ・・。チョコもらってナンボなんだよ。」
まり 「ちょっと。糞邪魔。教室の前でキモイ会話しないでよね。あーマジキモイ!」
智也 「ここあいつのクラスかっ。怒 つーか何なんだマジで。」
リナ 「まっつん筒井さんと仲いいの?」
智也 「いや全然。あいつの友達を少し知ってるつーか・・。」
リナ 「小早川さんでしょ?いつも2人でいるもん。てゆーかその人以外といるとこ見たことな い。何か小早川さんは大人しいだけなんだけど筒井さん凄い性格キツくってさぁしかも男 嫌いみたいなんだよね。」
智也 「へー。男嫌いって。ホントっぽい?」
まり 「こっち見てんじゃねぇよカス。」
智也 「嫌いなら無視すりゃよくね?やっぱりあいつに似てるわぁ。」
そーしてまっつん家でチョコレートを作って今日はバレンタイン。
夏樹 「小早川さんは確か5組だったはず。どーしよう。あ。筒井さん。小早川さんいるかな?俺 用事があって。」
まり 「いないし。」
夏樹 「いった・・。ビックリ。あれないチョコ・・。どーしよう。」
杏奈 「あ」
智也 「今年も好調。皆優しいな。げっ。あれはツバ女・・。おいこらこれはゴミじゃねーだろ」
まり 「そんなの知らないし。ゴミが落ちてたから捨ててあげたんじゃない。」
智也 「あっそ」
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作者名:るな | 作成日時:2016年6月25日 20時