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気づけば家の前まで来てた。
宏光「萌希ちゃんの夢は、Aの夢だろ。萌希ちゃんからそんなこと聞いたの初めてだろ?」
「うん」
宏光「萌希ちゃんずっと待ってたんじゃねぇの?Aからファッションの道に進みたいって言われるの」
「そう…かもしれないね」
確かに萌希とはファッションの話は良くするけど
萌希に一緒にファッションを学ぼうとは
言われたことは1度もない。
それなのにこの前初めて伝えたら
私はファッションに向いていると言ってくれた。
初めて萌希から私自身のことを言われた。
宏光「萌希ちゃんだってAの性格も知ってるし、こう言われたら嫌だろうからってちゃんと分かってるんだよ」
「うん…そうだね」
宏光「萌希ちゃんと一緒に夢、追ってみてもいいんじゃねえの?1度きりしかない人生、楽しまなきゃ損じゃん」
「ふふ、ひろ兄ちゃんほんと昭和だよね」
宏光「悪かったな、令和に昭和のおじさんが熱く語ってよ」
「んーん、そんな昭和なひろ兄ちゃんだから色んなこと聞けるんだよ」
宏光「褒めてんだか貶されてんだか」
「ちゃんと褒めてるよ」
宏光「ほら、家着いたぞ」
「うん、ありがとう」
宏光「また今度、服選んでよ。Aが選んでくれる服、結構気に入ってんだよな」
「私でよければ」
宏光「Aだからいいんだよ、俺も、萌希ちゃんも」
「…ありがとう」
学校と夢 Fin.
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作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年10月29日 22時