. ページ13
萌希「私もAはファッションセンスすごくあると思う。絵も上手だからデッサンとかも上手いし」
「でも、それで食べていくって難しいでしょ?」
萌希「それはそうだよ。だから私は平日はアパレルでアルバイトしてるんだもん」
「アパレルかぁ…」
萌希「たまにイベントがあったりする時は、スタイリストさんのアシスタントしたりして学んでるの」
萌希がなりたいのはスタイリストだって言ってたな。
萌希「でもAには持って生まれたものがあるんだし、それをどう活かすかはAが決めることなんじゃない?」
「うん、それは分かってるんだけど」
スタイリストか…
そういえば昨日玉森さんにも
『ずーっとスタイリストさん見てるから服好きなんだね』
って言われたっけ。
よくよく思い返せば今までずっと
自分の服は自分で選んで
他人に選んでもらった服は着たことがなかった。
萌希「私はAと一緒にファッションを学んで、いつか2人でお店を開きたいな」
「…夢のまた夢だけどね」
萌希「んーん!絶対現実にしてやるんだから!」
でも、萌希が私のことをそれだけ思って
頼ってくれるんだって思うと嬉しかった。
.
253人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年10月29日 22時