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学校と夢 ページ12

ひろ兄ちゃんに言われた通り

次の週から学校に行った。

友だちはみんな心配して話しかけてくれたり

休みの間にこんなことがあったとか

たくさん話してくれた。

普段あまり話しかけてこない子も

来たんだみたいな感じでこっちを見ていたり

今から受験に向けてずーっと勉強してる子もいたり。

でもそれが人それぞれでいいんだと思った。

昼休み久しぶりに萌希と体育館裏でご飯を食べた。

萌希「よかった、Aが来てくれなきゃ私だってここに一人で来るのは寂しいんだから」

この体育館裏は私たちの思い出がいっぱい詰まってる。

元々そんなに人と関わるのが別に好きなわけじゃないし

私も萌希も昼休みぐらいはゆっくりしたい人だから

2人で見つけた秘密の場所。

夏は日陰で涼しくて冬は日向ぼっこが出来て快適。

人はほとんど来ないし、来ても告白とかぐらい。

そんなの興味もないから見向きもしないけど。

萌希「そういえば進路相談が今週から始まるんだって」

「進路相談か…」

萌希「Aは進学するの?就職?」

「…まだ何も決めてない。でも」

萌希「でも?」

「…ひろ兄ちゃんには、お前はファッション系に向いてるって言われた」

萌希は唯一ひろ兄ちゃんの存在を知ってる。

だから萌希にひろ兄ちゃんに言われたことを全部伝えた。

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作者名:ちみゅ | 作成日時:2019年10月29日 22時

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