玖の刻 ページ10
side武道
ドラケン君に護衛を断られたので、尾行するため俺はファミレスに入った。
どうやらマイキー君がお子様ランチの旗が無いとごね、そこでドラケン君が持参した旗をさしていた。
マジか、旗持ち歩いてるんだ………
とその時、俺の向かい側の席に誰かが座った。
「フッ……タケミっちよ、貴様は非常に面白いな」
『だ、ダテ君！？』
向かい側に座った人物の正体は、なんとダテ君だった。
尾行のこと、誰にも言ってないのに……
『どうしてここに？』
「愚かな質問だな………貴様の奇行を見物しに来た、と言えば良いか？バレバレの尾行だったぞ。」
バレてたんだ……
「大方、マイキーとドラケンの事が気になっているのだろう？」
『まぁ、はい…』
丁度その時、店員さんがコーヒーとオシャレなパンケーキを運んでくる。
ダテ君が頼んだであろうそれらをテーブルに置いてもらうと、ダテ君はコーヒーをゆっくり啜って話しだした。
「あやつらはしばらくはここで
『ダテ君も尾行するんですか？』
「そのように見えるか？俺が尾行するとしたらこのような愚かな手は取らない」
どうやら俺の尾行は相当駄目だったらしい。
「まあ、あやつらの向かう場所に俺も少し用があるからな。貴様と話す機会もあまりない事だ。
ぱんでもにうむふぉーちゅん…は意味が分からないけど、ダテ君の方から親睦を深めようとしてくれてるなら好都合だ。
直人に聞いても分からない、記録にも残っていない菅原Aについて、知れるチャンスだ。
「っあ゛ぁもう限界だ！！」
不意にドラケン君の怒鳴り声が聞こえる。
まさか、マイキー君と何かあったんじゃ…！？
「そう慌てるなタケミっち。あやつらの
『え、怒ってないんです＿＿＿』
「何で食ったらすぐ寝んだよ！！」
めちゃくちゃ平和な理由だった。
ドラケン君めちゃめちゃお世話してるじゃん。
「言ったろう？タケミっち。………では、あやつらも行ったし尾行再開するぞ」
『ノリノリじゃないですかダテ君………』
「ノッていない。あくまで名称が尾行というだけだ。俺は貴様とは違うからな」
とか言いつつ、ファミレスの代金奢ってくれた。
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皇 - コメント失礼します！すごく面白いです！話の内容もわかりやすくて、自分の好みでした！このような面白い作品をつくってくださりありがとう御座いますm(_ _)mこれからも応援しています! (2022年1月20日 21時) (
レス) id: 1473541b99 (このIDを非表示/違反報告)
Mａｋｕａ*ぼっち - 続編おめでとうございます！続編楽しみに待ってます！ (2022年1月19日 20時) (レス) @page43 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
Mａｋｕａ*ぼっち - すごく面白いですww厨二病主人公大好きなのでこの小説を作ってくださりありがとうございます！更新頑張ってください！応援しています＼＼\\٩( 'ω' )و //／／ (2022年1月14日 16時) (レス) @page38 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - ダテちゃん可愛いww (2022年1月13日 19時) (レス) @page3 id: 3fca84560f (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - っっっ…ブフォwww！いやもう笑う要素ありすぎて…w主視点ダメだこれ…www (2021年12月22日 16時) (レス) @page19 id: aa46f024f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白崎 | 作成日時：2021年10月24日 11時
