捌の刻 ページ9
sideなし
「こやつは被害者なのだ。貴様が苛立つ心を否めるつもりはないが、組織と無関係の者に当たるのは低能の行動ではないか？」
「ご、ごめんダテ」
「チッ」
抗争等ではサポートや後処理が主な仕事であまり表立って喧嘩しないとはいえ、かなり強いAの冷静な言葉に二人は反論しなくなった。
実際は実力以前に反論要素が見当たらなかっただけかもしれないが。
「わりーなタケミっち。パーは今気ぃ立ってんだよ」
しかしパーちんがそこまで苛立っている理由は、暴走族・愛美愛主と揉めて友人達が被害にあったかららしい。
だからダテ君は「組織と無関係」って言ってたのか……と武道は１人納得する。
本当はパーちんも愛美愛主と戦いたいのだろうが、２つ上の集団に抗争をしかけるのは迷惑だと主張する。
「そうか。では聞いてみればどうだ？貴様にとっての
「そうしよっか。
こん中に、パーのダチやられてんのに、迷惑って思ってるやついる！？」
誰も返事をしない。
「パーのダチやられてんのに、愛美愛主に日和ってるやついる！？
いねえよなぁ！？
愛美愛主潰すぞ！！」
その声にうおぉと賛成の意を示す東卍のメンバー達。
Aはニヤリと笑い、高らかに宣言した。
「８月の３日！人々が享楽に身を委ねる祭りの日だ！
神々が見るであろう武蔵神社にて、血にまみれた宴を行おうではないか！！」
その言葉で更に大きくなる声。
やる気に満ち溢れた声はいつしか自分達への自信を示す東卍コールで溢れていた。
「パー、どうだ？貴様が迷惑だと抜かしていたこやつらは、
だからパー、迷惑だなどと抜かすな。愛美愛主とやらも、俺達の信念が呼び起こす
「ダテ………マイキー…………ありがとな………」
そこからダテはパーちんの親友である人物の名前を思い出す。
確か、病院に搬送されていたはず……家族もボロボロだったよな。
警察に伝わっているとはいえ、どのように対応を取るのだろうか…………。
まぁいい、今はそれより愛美愛主を調べ直さねば。とAは切り替える。
「我が
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皇 - コメント失礼します！すごく面白いです！話の内容もわかりやすくて、自分の好みでした！このような面白い作品をつくってくださりありがとう御座いますm(_ _)mこれからも応援しています! (2022年1月20日 21時) (
レス) id: 1473541b99 (このIDを非表示/違反報告)
Mａｋｕａ*ぼっち - 続編おめでとうございます！続編楽しみに待ってます！ (2022年1月19日 20時) (レス) @page43 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
Mａｋｕａ*ぼっち - すごく面白いですww厨二病主人公大好きなのでこの小説を作ってくださりありがとうございます！更新頑張ってください！応援しています＼＼\\٩( 'ω' )و //／／ (2022年1月14日 16時) (レス) @page38 id: 9133ec87fb (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - ダテちゃん可愛いww (2022年1月13日 19時) (レス) @page3 id: 3fca84560f (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - っっっ…ブフォwww！いやもう笑う要素ありすぎて…w主視点ダメだこれ…www (2021年12月22日 16時) (レス) @page19 id: aa46f024f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白崎 | 作成日時：2021年10月24日 11時
