Mission in 2026 ページ8
インスタ内で突然発表された、2026年1年間を通しての、俺たちの個人ミッション
正門くんは、毎日 “ありがとう” を届ける。礼儀の人、正門くんやから、こういうのは意識しすぎずともできちゃうよな。難なくクリアできるんちゃうん?
小島くんは、YouTubeの撮影の度に、ウインクをする。これはさ、ある意味審議じゃない?YouTube撮影なんて毎日あるもんでもないし、1人だけラクすぎひん?
俺は年男やから、午年にちなんで、現場に入る時に、「ヒヒーン」と言う。なんやねん、これ(笑)YouTubeの撮影限定にするならこれやろ、どう考えても!
とりあえず今のとこやってるけど。ヒヒーン。
そして、問題は年長ふたり。
誠也くんは、俺のことを、「まさや」って呼ぶ。
誠也くんからは、ずっと「佐野」呼びやったから、こういうの恥ずかしがったり、忘れたり、そもそもメンバーの名前間違うから、あんま言わへんのかなと思ってたけど、意外とサラッと言ってくれてる。俺も最初は恥ずかしかったりもしたけど、まぁ、少し慣れてはきてるかも。
そしてさぁ、俺的な問題はこれやねん。
Aちゃんのミッションも誠也くんのことを、「せいや」って呼ぶ、になってて。
『これ、ふたりミッション被ってるやんか!他のにしようやぁ!』
末「それか、こいつにヒヒーン言わして佐野にせいやって呼ばれる方がまだ…」
「あー、俺は全然、誠也でも末澤でも呼ぶけど?」
小「最年少が呼び捨てはあかん!炎上すんで?」
Aちゃんに“誠也”って呼ばせるぐらいなら、炎上とかなんてことないねん、俺は。
正「はなさん、1回呼んでみます?」
『はぁ!?正門、インスタでも手下なんか!?』
正「ちゃいます、ちゃいますよ!(笑)」
(カンペ) “立花さん、「せいや」お願いします。”
『はぁ…せいや???』
一瞬流れる沈黙。色白の顔がみるみる真っ赤になってく誠也くん。
『おい、誰かなんかリアクションせえよ!』
小「え?めっちゃ良くないです?」
正「意外と違和感ないですよ?」
結局、ミッションは変更されることなく、
『誠也ー?』
Aちゃんの誠也呼びが定着してしまった。誠也くんはまだ照れくさそうにしてるけど。まだ慣れんし、ヤキモチ妬いてまう。名前呼びは俺だけやったのに!
廊下を1人歩くAちゃんを捕まえて、仕事中やのに、抱きしめてしまった。
「なぁ、晶哉って呼んで。」
『なんで?』
「はよ。呼んで。」
『晶哉?』
はぁ…やっぱ俺だけでええのに!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エクリュ | 作成日時:2025年12月27日 3時


お気に入り作者に追加


