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『グルッペンが毎日ウチに居るの何でだと思う鬱くん。ねぇ何でだと思う？』
｢ちょ、Aちゃん。もう酔ってるん？｣
結局逃げ切ることは出来ず流されるまま居酒屋へ来た。まだ1杯しか呑んでいないのに絡み酒をする私と戸惑う彼、鬱くん。
｢でも俺があの時家紹介してなかったら今頃Aちゃんホームレスやったかもしれんやん？｣
『……そうなんだよねぇ』
そう、何を隠そう家を失った時頼った宛のある友人とは他でもない彼の事だった。この人は店員も呼べない位人見知りの癖して何故か顔が広い為、真っ先に思いついたのは鬱くんで、今のマンションも彼を介して不動産屋を紹介して貰ったのだ。ホント、人脈どうなってんの。
兎に角助かったのは事実だが、そのおかげ(せい)で幼馴染が入り浸ることになってしまった。これは非常に遺憾だ。
｢君らホンマに仲ええよな｣
『…不服』
そう返すと相変わらずやなぁとケラケラ笑う。
笑い事ちゃうぞ。
｢まぁまぁ…でもそのお陰で久しぶりにAちゃんともこうして会えたし俺は嬉しいで？｣
『ｷｬｰ鬱ｾﾝｾｰｶｯｺｲｲ』
｢クソ棒読みやめてや｣
うるせぇやい。
『…で、職場で待ち伏せまでしてなんか用でもあったの？折角定時上がりだったのに…』
｢つれへんこと言わんといてや。さっきも言うたやろ、久しぶりにAちゃんに会いたくて来ただけやで？｣
…目は合わさずにいい声で言うから狡い。人当たりがいい彼に女の子の噂が耐えないのが分かった気がする。でもまぁ、これしきでときめく私ではない。
｢ほら今日はグルちゃんも居らんし、もうちょっと僕と遊んでや｣
『…しょうがないなぁ』
｢僕Aちゃんの運は悪いけどノリのええとこ好きやで。｣
おいコラ一言余計だ撤回求む。軽く睨んでもやはり楽しそうに笑うだけでちっとも効果が無い、くそう。
憎たらしい彼の皮肉も何だが懐かしくてそれからは暫く2人で近況や思い出話に花を咲かせつつお酒を嗜んだ。
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書記長9周年おめでたい！
そして早速お気に入り、評価ありがとうございます！
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える＠脅威に赤スパを投げたい - 幼馴染尊いな〜 (2022年6月3日 14時) (
レス) @page1 id: b0f292a436 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - つむ(^p^)**さん» わ〜！！コメントありがとうございます！！幼馴染設定大好きなんですよね良いですよね(握手)…！これからも更新頑張ります！宜しくお願いします！^^* (2022年1月29日 0時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
つむ(^p^)** - コメント失礼します！不運な夢主ちゃん…か〜わ〜い〜い〜！(？？？)個人的に、総統様の幼馴染みというところがえもい()と思いました！(幼馴染みって良いですよね〜！)これからも更新頑張ってください。応援してます！ (2021年1月7日 1時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
おたま(プロフ) - ぴーまんさん» コメントありがとうございます。一応オリフラは外してあるのですが何か不具合が有りましたでしょうか？(;_;) (2020年2月18日 0時) (レス) id: 1692a09b95 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - えと、オリフラついてませんかー？内容、すごく面白くて良いと思います！これからも更新頑張ってください！ (2020年2月17日 23時) (レス) id: 5abc542d93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：団子侍
x他1人 | 作成日時：2020年2月16日 23時
