◇1話 ページ3
「あ、その荷物はそこでお願いします」
はい、と気持ちの良い返事をして指定した場所に家具を置いてくれる引っ越し業者さん。
大学卒業を期に仕事場に近いマンションに引っ越した私。
全く知らない地だから早く周辺の地図を覚えないとな。
そんなことを考えていたうちに全て荷物は運びこまれたみたいだった。
業者さんにお礼を言い、荷物の整理を始める。
と、その前に。
窓際に行き、ベランダに出る。
私がこのマンションを選んだ理由は職場から近いと言うのもあるがベランダから見た景色が気に入ったと言うのもある。
他のマンションに比べて少し高いこのマンション。いろんな建物が見えるこの部屋が気に入った。
「さて、荷物整理しますか」
うーんと背伸びをし、脱力。
よし、と自分を奮い立たせ整理開始。
ひとつ目の段ボールを開け、さっき運びこんでもらった机に並べ始める。
ペン立てやらファイルやら。
マイクもとりあえずはここでいいか。
そして、ある写真。
大学のサークルの写真。その写真の日付は3年前。
「先輩にも引っ越した事言わなきゃな」
ポツリと呟き作業を再開した。
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飛鳥(プロフ) - 天夜梨夢@高浮上さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！期待に応えられるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2017年11月18日 19時) (
レス) id: af015dff7f (このIDを非表示/違反報告)
天夜梨夢@高浮上(プロフ) - 凄く惹かれる作品ですね！大好きになってしまいました。更新頑張ってください！応援してます！楽しみに待ってます！ (2017年11月13日 2時) (レス) id: a489068a93 (このIDを非表示/違反報告)
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