◇14話 ページ16
1日というのはあっという間に過ぎてゆくもので気付けば楽しみにしていた土曜日だった。
「これでいいよね……」
鏡を見て服装の最終チェック。
まぁ女性らしいスカートなんかを履けるわけはなくジンズなんですけどね。
「男に間違われないかな」
自慢でも何でもないが私はよく男子に間違われる。
女子にしては高い身長、ショートヘアの髪、声も男性の声を出そうと思えば出せるし。
改めて思うとやっぱり私女子力0なんじゃ……
「うわぁ！時間！」
時計を見るとそろそろ家を出なくてはいけなかった。
あー。ドキドキする。
なんだかんだで駅に到着。
約束の時間10分前。
[今到着しました！]
するとすぐに既読と返信。
[俺ももうすぐ着くから。えっと……○○って店の前で待ってて]
[分かりました！]
指定されたお店は私も好きなお菓子屋さん。
そらるさんもこんな所来たりするのかな。
憧れのそらるさんに会えるという嬉しさとそらるさんが先輩であって欲しいな、という僅かな期待。
「緊張する………」
スマホを弄りながら待っていると聞こえてきたのは聞き慣れた声。
「お待たせしました。って……………涼宮？」
「……………先輩？」
どうやら期待が勝ってしまったみたいだった。
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飛鳥(プロフ) - 天夜梨夢@高浮上さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！期待に応えられるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2017年11月18日 19時) (
レス) id: af015dff7f (このIDを非表示/違反報告)
天夜梨夢@高浮上(プロフ) - 凄く惹かれる作品ですね！大好きになってしまいました。更新頑張ってください！応援してます！楽しみに待ってます！ (2017年11月13日 2時) (レス) id: a489068a93 (このIDを非表示/違反報告)
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