桜飴 No.17 ページ18
。
佐久間Side
熱上がって楽屋で寝ている時に感じたのは人間、弱っている時に
人肌が恋しくなると言うのは本当で、
佐久間の頭には今日まで大阪でコンサートをしていた
最愛の人でいっぱいだった。
会いたいな、側にいて欲しいなって
でも無理だと思っていた、場所が場所だし…。
そしたらオレが熱出たのを知って早めに帰ってきてくれた。
今も佐久間が落ち着けるようずっと手を握っててくれている。
あ〜…、やっぱりすげー好き。
「さっくん、ポカリ飲む？
熱を下げようとして汗すごいかいてるから
少しでも水分摂っとこうね？起き上がれる？」
佐「うん…」
あ、これすごい。
ペットボトルの蓋にストロー付いてる。
こぼれないし飲みやすい。
「冷たすぎないようにしたけど大丈夫？」
佐「大丈夫…」
あー…、ポカリ美味い。
「(汗がやっぱりすごい…)さっくん、身体拭こ？」
佐「…///」
待って佐久間、こんな状況でも分かる。
好きな人に身体拭いてもらうのなんて…
ダメだ熱上がりそう。けどそんなこと言ってられない。
佐「…ごめん、ありがとう」
「ううん…タオル熱くない？」
佐「大丈夫…気持ちいい」
オレの身体を優しく拭いてくれている
手から腕からAちゃんの優しさが伝わってくる…。
「これに着替えようね？」
そう言って着替えさせてくれた。
ズボンは流石に自分でしたけど
汗で気持ち悪かった身体が途端にスッキリした。
佐「Aちゃん」
「ん？」
佐「佐久間が寝るまで…手、このままでもいい？」
「うん…♩」
佐久間さん、しんどいけど
Aちゃんが側にいてくれているから安心する。
早く治してAちゃんのコンサートの話聞きたいな…。
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なぁ(プロフ) - ｔｕｍｕｇｉさん» ありがとうございます！近々頑張って書いてみようと思います！ (2021年2月27日 19時) (
レス) id: 8a1b5f4a36 (このIDを非表示/違反報告)
ｔｕｍｕｇｉ - 素敵な作品をありがとうございます！裏…見たいです (2021年2月26日 17時) (レス) id: 5a600f3a1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁ | 作成日時：2021年2月21日 20時
