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節くれだった大きな手が、下着もろともたくし上げやわやわと直に膨らみを揉んでくる。
いじらしい程優しい手つきに繋がれていない方の手が、きゅっとシーツを掴んだ。
絶え間なく与えられる快楽に息が上がって、声が漏れる。
滲む涙をすくうように目尻に口づけた勝己くんは、そっと背中に手を回して私を抱き上げた。
抱え上げられ、ベッドの上に座り込んだのもつかの間、あれよあれよと言う間に服を脱ぎ落した勝己くんは私の服に手をかけ一枚ずつ取り去っていく。欲を孕んだ赤い瞳が私だけを見ていて、その視線だけで思考は更に溶けていく。
また優しく押し倒されて、今度は両手がそれぞれシーツを掴む私に、耳元に沿わせた唇が動く。
「…腰、上げろ」
低い声が妖艶に響いて、それだけで震える体。
彼に触れられてから早鐘を打ちっぱなしの心臓も、段々と与えられる甘さに身をゆだね心地よくなってきた。
おとなしく少し腰を上げると手があてがわれ、また一枚、身を隠していた布がなくなる。
つぅ、と人差し指が太ももをなぞって、重ねていた膝に手を添え割り入る様に体を滑り込ませてくる。
耳に薄い唇をつけたまま、吐息の混ざった声で囁く勝己くん。
「…もう止まンねぇからな」
やめんなら今だぞ。と珍しく気遣いを言葉にする勝己くんに、頬が緩む。素直に頷いて、大丈夫を告げた。
「いいよ。」
そっと腕を伸ばすと、首に回すように持って行ってくれる勝己くん。
「勝己くんだから。…………ほしい。」
こんなにも想ってくれる人が、壊れ物を扱うかの様に、大事に大事に、求めてくれる。
例えようのない幸せが私を包んで、心地よい雲の上に浮かんでいるみたい。
一瞬、驚いた様に丸くなった瞳はすぐに痩せ、いつもの得意げな笑顔に変わる。嬉しそうな笑顔も好きだなぁ、とますます頬は緩むばかり。
「…煽ってんじゃねぇよ」
そっと息をついた勝己くんは、幸せそうに微笑んで私にキスを落とし、暖かい手で頬を撫でた。
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Umi(プロフ) - なゆさん» わ〜！！楽しんで頂けてよかったです！こちらこそご覧下さりコメントまで頂戴しありがとうございます…！！ (2021年12月2日 21時) (
レス) id: 266bb1a809 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - 終始ときめきっぱなしでした...！！好きです！ありがとうございました！ (2021年11月30日 4時) (レス) @page33 id: 8a48c9aede (このIDを非表示/違反報告)
Umi(プロフ) - 羽凪_9さん» 長いお話をご覧頂き、また私の妄想にもありがとうございます…！！同士様…！！🥺大変嬉しいです！よろしければぜひ、よろしくお願い致します🥰 (2021年11月27日 20時) (レス) id: 266bb1a809 (このIDを非表示/違反報告)
羽凪_9(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！主様、分かります…バクゴーはどちらかと言うとかっこいーって感じだけど見れば見るほど…カワイクネ?思ってくるんですよね…ホントもうスンゴイ、分かります！… 、お気に入り作者様に追加させて頂いてもよろしいでしょうか?! (2021年11月27日 17時) (レス) @page37 id: cebfff4930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2021年11月25日 15時
