story.6 ページ11
マリィが私との荷物を間違い届けに来たそうだった。
キバナさんはいつもと同じ明るい声。
なんで?
怖い、怖いよ………
カタカタと体が震える。
フワリと誰かに抱きしめられる。
キバナ「A。二人きりだな」
低い声でそう囁かれる。
「き、キバナさん……なんで…?私、何かしました?」
キバナ「んー?まぁ俺様以外の男と触れ合うことだなぁ」
キバナさん以外ってことは。
ネズさんに、ホップとか、ダンデさんとかも駄目、なのかな。
「なんで、ですか?」
キバナ「なんでって、お前が他の男といたら影響受けたりするだろ?」
キバナ「他の奴らを好きになったりさ。なら。俺様しか見ないようにすればいいじゃねぇか」
もしかして、いつもそんな事考えてたんですか?
「キバナさん……」
キバナ「キバナ」
「え?」
キバナ「二人のときはキバナって呼べ。じゃねぇと、分かるよな?」
コクリと頷く。
キバナ「ほら、呼んでみ?」
「き、キバナ………」
キバナ「そうだよ。それそれ!もう最高だぜ……」
早く逃げたい。そんな気持ちが脳内をグルグルと駆け巡った。
231人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セツナ(プロフ) - ただただ尊い。この作品好きすぎる。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 2ea77c9340 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - ヤンデレ、尊すぎ… (2020年3月20日 16時) (レス) id: 49cd02b72e (このIDを非表示/違反報告)
ポリゴンショック - お話楽しく拝見させてもらってます!小説を書くのは大変かと思いますが、頑張ってください!応援してます! (2020年3月11日 8時) (レス) id: f261f8d6a8 (このIDを非表示/違反報告)
Ayano(プロフ) - ヤンデレキバナ美味し過ぎてやばい (2020年3月9日 23時) (レス) id: 82e47cd11f (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 連続でしてしまいすみません。あかがみさんは1度作者本人に催促しないでといわれてますよね?続きが気になるのはいいですけどだからと言って催促するのは違います。1度言われたのに何故また言うのですか? (2020年3月9日 1時) (レス) id: 2800e4ee03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒豆の杏@眠い | 作成日時:2020年1月23日 18時