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その感触は一瞬で
キスしたというより
当たってしまったと言った方が
正しいのかもしれない
て、くらいに一瞬
勢いがよすぎたせいで樹さんのことを押してしまった私をギュッと抱きしめる形になっていた
何故私が突然押されたかなんて
ちょっと振り向けば分かる
うぅん、振り向かなくったって分かる
深｢樹！｣
その声に振り向けば
ほら、みんないる
みんなの後ろでは初めて見る顔の人たちが数人見えて、樹さんの仲間たちなんだろうなと
何も言わずに私の腕を引いてそのまま自分の背中に私を隠したひかる
岩｢Aに何した｣
樹｢いやいや、何もしてないってまじで！｣
目｢じゃあどうやってあの状況になったていうんですか？｣
樹｢あ〜分かったよ…
壁ドンしてました！あまりにも可愛いから
その扉で壁ドンしてみたの
そしたらみんなが勢いよく開けるから
Aが押されて俺がキャッチしたわけ
それ以上も何も無いからまじで！｣
みんなの言葉から私たちに起きた一瞬の出来事は見えてなかったみたいで少し安心した
ここでキスしたなんてバレたら
樹さんボコボコにされるんじゃないかな
だって既に私を囲むようにみんながいて
ひかるの背中に隠されてる私からは樹さんがどんな顔してるのか見えないんだもん
阿｢まぁまぁ、そこまでにしよ！
改めてちゃんとさ6人にも紹介しようよAのこと！｣
あべちゃんのいつもの声はピリッとしたこの部屋の空気を緩めた
深｢あ〜じゃあ、まぁAはここでスタイリストとして働いてもらってます
で、A？この6人はこの店と同じ系列のホストクラブがあってそこで働くメンバー
イベントとか一緒にすることもあるしこいつらこうやって遊びにしょっちゅう来るからよろしくね。
右から大我、ゆうご、ジェシー、慎太郎、北斗と樹｣
後ろを振り向けばいかにも樹さんと同じくチャラさに溢れた人たちが揃っていて
慎｢え！可愛い｣
ジ｢俺らもスタイリストされたい！｣
私を見て各々に喋り出す中
左端でじっと私を見つめる彼
あ｢北斗くん…？？｣
知ってる顔、
なんだか懐かしい顔
私の声にまた部屋の空気は変わった
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ゆか - 話作るのがうまいですね。きゅんとしました。 (2020年3月15日 15時) (
レス) id: 973944fe26 (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！スノストどちらも好きなので嬉しいです！昨晩一気に読みました！続きを楽しみにしてますー！ (2020年2月19日 9時) (レス) id: 04eaede967 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - このメンバーだと、ホストストーリー読みたくなりますよね。アイドルとか芸能人じゃないストーリーが好きです。 (2020年1月18日 21時) (レス) id: b4e2f9f02b (このIDを非表示/違反報告)
パリス(プロフ) - 続きがものすごく楽しみです！更新、大変かと思いますが頑張ってください！ (2020年1月15日 21時) (レス) id: 26b299a11e (このIDを非表示/違反報告)
目黒 あやね★ - とてもいいお話ですね！更新頑張ってください♪ (2019年11月13日 16時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぱむ | 作成日時：2019年11月7日 23時
