君に会えるから (ページ7)

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恐怖ページ7

貴「ただいま」

？「帰ってくるの遅くない？」

貴「ごめんね、春樹」

「何してたの？」

貴「何って言ったってバイトだよ？」

この春樹は私の彼氏だ。さっき裕太には嘘をついてしまったけれどこの彼氏の存在を隠したい理由がある

「どうせ嘘だろ？そこらの男と出かけてたんだろ！？！？いい加減にしろよ！！！」

ﾄﾞｶｯ

貴「痛っ、、」

ﾄﾞｶｯ

そう。彼はDVをする男なのだ。
体は青アザが出来てしまう。春樹は最初からこんな風じゃなかった。最初はすごく優しい人だった

貴「ごめんね、ほんとにバイトだったんだよいつもより遠い道で帰ってきちゃったから、ほんとにごめんなさい。大丈夫だよ私が好きなのは春樹だけだから。大丈夫。大丈夫。」

「……」

「そうだよね。ごめん。痛くなかった？」

貴「大丈夫だよ。」

こういうと春樹はまるでさっきとは別人かのように人が変わる

こんなDV男別れればいいって最初は思ったけれどそのあとの優しさは最初の頃から変わってなくてどうしても春樹に別れを告げることは出来ず体にアザを作る一方だった。