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序章〜むかしむかしのおはなし〜(訂正あり) ページ1
_これは、昔々、ブランドー共和国がブランドー王国と呼ばれていた頃のお話です。
ブランドー王国は、若い王子様が治めていました。
しかし、王子様は自分だけ贅沢をしてわがまま三昧。自分に逆らう者は全て殺_していきました。
そのような残虐さから、王子は“悪ノ王子”とよばれるようになりました。
人々はお金と食料の不足に苦しみました。
そんなある日、紫の鎧を身にまとった一人の青年が、仲間を引き連れて革命を起こしました。
紫の鎧の青年は仲間と共に城の兵士達と戦い、ついに王子様を捕らえることができたのです。
王子様が処刑されるその日、国の人々はみな喜びました。
…けれど、誰よりも笑っていたのは王子様でした。
教会の鐘が三回なった時…彼はこう言いました。
__ああ、おやつの時間だな。
…こうして、わがままな王子様は首をはねられ、国は平和になりましたとさ。
めでたしめでたし。
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作者名:あんず | 作成日時:2019年12月8日 21時