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神ちゃんの発言に顔を赤らめる照史

「なんやー。盗み聞きでもしてたんか?」

神「人聞き悪いこと言わんといてー。たまたまちょっと聞こえただけです。」

「今は俺らに思う存分甘えたらええわ。今は何より天寧ちゃんとの時間作ってやりな。よし。まだみんな起きてくるまで時間あるし。照史。寝室でちょっと寝よか。」

神「待って。朝ごはん何したらいいかだけ教えて?またポイされたら俺凹むで(笑)」

照「もんちごめん。気にしてた?朝ごはんはいつもスクランブルエッグとベーコンとウインナーとレタスちぎったやつ。あとイチゴジャムのトースト。朝から豪華やろ?」

神「なかなかオシャレな朝ごはんやな。」

照「朝が1番家族揃う時間多かったからなぁ。張り切って作ってくれてたんよ。それに天寧もこだわり強いからさ。同じもんばっかりやけど(笑)」

神「張り切って作るから1時間ほど寝ておいで」

神ちゃんに見送られて俺らは寝室へ。


照史をベットに寝かせたけどなんか様子が変。

ウトウトしてるのに体に力が入ってるのがひと目でわかるぐらいガチガチになってる。

「照史?どうしたん?」

声をかければ力が緩んで眠そうな顔でこちらを見てくる。

照「なんか淳太くんと居ると安心できるからか眠いわ」

「そうか。ゆっくり寝たらええで。」

しばらく照史のそばで一緒に横になってると突然体がピクっと動いたのと同時にものすごい力を入れて硬直する照史


体の関節をあちこち曲げて変な姿勢で固まってるし目は白目むいてるし。

俺は慌てて照史の名前を呼ぶ。

「照史?照史?わかるか?おーい?」

でも反応がない。

俺の叫び声に気がついた神ちゃんと叫び声で起きた濱ちゃんが寝室に飛んできた。

神「どうした?」

「照史が。照史が。」

言葉にならない俺

2人がベッドの周りにやってきてみんなで声をかける。

その時でも冷静なのが神ちゃん。

持ってる携帯でムービーを撮りだした。

神「病院で診てもらうときの参考になるかなとおもって。」

しばらく硬直してた照史は今度はガタガタと全身を痙攣させ始めた。


「救急車呼ばなやばいんとちゃうん?」

濱「ちょっと様子見よ。息は。止まってるな。照史?わかるか?分かったら手握って。」

1分くらいしてスーッと体の力も痙攣も治まった照史はスースーと眠りに落ちた。

神「びっくりしたな。今日が初めてなんかな。」

俺はびっくりしすぎて声が出ーへん

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作者名:ks2m | 作成日時:2020年10月13日 13時

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