パパ活

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ただいま、と誰もいない家で呟く。メイクを落として、部屋着に着替えて.......そのままベッドにダイブした。
　

瞼が段々重くなって、意識が飛んでいきそうになった時。ピコン、とスマホの通知音が鳴る。
　
身体を起こす元気は無いので、うつ伏せのまま腕を伸ばして、
バッグの中のスマホを手に取った。
　






『あ、まふくん』
　

連絡をくれた差出人の名前を呟いて、すぐさまロックを解除。そしてトーク画面を開いた。





" 家着いた? "


送られてきたメッセージに返事を送れば、すぐに既読がついて、もう一度ピコンと通知が鳴る。


　
　
" また来週会わない? "


来週............来週.......何かあったっけな、と思いつつホーム画面に戻って、スケジュールアプリを開いた。
　
月、火、木、土が既に他の人と予約済み。





多いなあ、と感じつつも、水曜か金曜なら大丈夫だよっと返す。

じゃあ金曜にしようっときたメッセージに、了解ですと返信すれば。その後に送られてきたスタンプに、思わず笑ってしまった｡
　


スケジュールアプリの金曜日の欄に、まふくんと文字を入れる。それを見て、金曜日まで頑張ろうっと自分に言い聞かせた。





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