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A「ただいま…あれ？」
結局、嵐山家でご飯までいただいてしまい、伝えていた帰る時間よりも時間が過ぎてしまった。
怒られないか少し心配していたが…静かな施設内を不思議に感じ、部屋を見回る。
A「あ、ミカエルさん、あの…」
ミカエル「静かに、若が寝ています…」
A「…！」
部屋を見て回ると、ミカエルさんと寝ている陽太郎くんを見つける。
ミカエルさんに注意され、一度口を閉じ、小声で話す。
A「…あの、みんなは？」
ミカエル「…近界民と交戦中です」
A「……え、」
"近界民"、という単語を聞き、固まる。
…襲われたこともあってか、胸騒ぎがする。
ミカエル「A嬢は通信室へ行ってください、私は若の近くにいます」
A「……はい、」
驚きのあまり続く言葉が見当たらず、とりあえず通信室へ向かうことに。
通信室の扉を静かに開けると、誰かと話しているゆりさんの声が聞こえる。
風間「来たか」
A「風間さんまで…」
林藤「お、無事に帰ってきたな」
ゆり「おかえり、Aちゃん。迅くん、Aちゃんが帰ってきたわ」
迅『オッケー、じゃあもう安心だ』
A「………どういうこと？」
その会話から、迅が視ていた未来であることを理解する。
しかも、私が関係している…？
説明を求め、皆をみると
風間「…本来、お前は攫われていたらしい」
A「＿＿＿え、」
予想外の言葉に、私は出す声を失った。
林藤「蒼也…！」
風間「もういいでしょう。迅が『安心』と言ったなら、雨宮はもう攫われない」
A「…、……いつ、から…？」
風間「俺がここに来た日…、1週間前だな。その日には視えていたらしい」
A「…！ もしかして、あのとき…！？」
1週間前…思い出したのは、顔をあげたときの迅の表情。
風間さんが来る"前"…
包帯のとれた私の顔を見て、迅は異様に驚いていた。
A「＿＿＿…」
林藤「いつ近界民が来るかは今日視えたみたいでな…今は他の人が攫われないよう、人型と応戦してるとこだ」
風間「…いずれお前も戦うのなら、見ておいたほうがいい」
動揺で聞くのが精一杯な中、画面越しに近界民と交戦するみんな。
彼に言われ、戦況にしっかりと目を向ける。
A「……え、冴ちゃん…？」
そしてそこには、昼間学校で会った懐かしい顔が映っていた。
＊
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氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます！こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (
レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷水 | 作成日時：2022年6月27日 5時
