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A(視線すご…)





教室を一歩出るだけで視線が集まる。



よりによって顔に傷があるせいで目立つだけでなく、わかりやすいくらい視線が向いてくる。


しかし、その中で見たことのある顔に目が止まる。





A「えっ、冴ちゃん?」

冴「あ、やっぱA!?」

A「冴ちゃんも転校してたの?」

冴「そそ!てかどうしたの、その怪我!!それのせいで朝気づかなかったんだけどっ!」





元学校のクラスメイトにお互い驚きつつ、懐かしいノリで盛り上がっては笑いが溢れる。





冴「いや、まじで最初見たとき雰囲気違いすぎて誰かわからなかったんだけど!」

A「顔の傷に惑わされすぎでしょ…」

冴「いやそれもあるかもしれんけど、なんかまとってる空気変わったっていうか…全然違ったんだよね」

A「そう…?変わんないと思うけど…」





妙な指摘をされ、私は首を傾げる。


付き合いの長い友達が言うってことはそうなんだろうが…環境が変わったからだろうか?





冴「まぁでもちょっと話して安心したけどね!」

A「私も冴ちゃん変わってなくて安心したー同じクラスだったら良かったのにね」

冴「ね!まぁ、担任の先生の負担増えるから分けられたんだろうけど、一緒が良かったわ〜」

A「ちょっとまたあとで話そ?」

冴「オッケー!…あ!今日帰り一緒に帰んない?色々話したいし!」

A「あー、ごめん、今日は放課後予定が…」

冴「えーまじ?…はっ!!まさか彼氏か!?」

A「違う違う!後で話すから」





積もる話が多い中、とりあえず授業が迫っているので一旦お開きに。


久々に気兼ねなく話せたせいか、ほんの数分だったが足取りがとても軽く感じた。



教室に入るなり、予言者は言う。





迅「どうでした?久々のお友達は」

A「…視えてたんなら教えてよ…」

迅「良いことは教えないほうが嬉しいもんだよ」





それも一理、あるかもしれない。





昨日今日と、閲覧数がすごいことに…
ありがとうございます、ありがとうございます…

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氷水(プロフ) - 海百合クラゲさん» はじめまして、嬉しいコメントありがとうございます!こういうの…っていったら難しいですが…こういう感じの夢小説少なかったのと、あまり推しを書いてる方がいなかったので書き始めました(笑)気が向いたときに見てやってください〜 (2022年8月2日 22時) (レス) id: b2d8d7cb3b (このIDを非表示/違反報告)
海百合クラゲ(プロフ) - えー好き。こういうの待ってたわ。ありがたやありがたや〜。 (2022年8月2日 21時) (レス) @page23 id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷水 | 作成日時:2022年6月27日 5時

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