第13話 準備完了 ページ14
翌日、ライブ会場
公園に設置された屋外ステージに、たくさんの人が集まっていた
おお、ピアノのコンクールとは客層が全然違う、私と同じくらいの女の子が多い
タイムテーブルを見ると、Roseliaの他にも何組かのバンドが演奏するみたい
A「あ、友希那さん」
ステージ裏で友希那さんを発見
知らない子と話してる、誰だろう
友希那「それで、例の件は」
？「もちろん、準備万端よ！そろそろ来ると思うわ！」
友希那さんが近付いてくる私に気が付いて手招きした
え、なになに
友希那「紹介するわ、彼女は弦巻こころさん」
A「Aです。えっと、よろしく、弦巻さん」
こころ「こころでいいわよ！あなたがRoseliaの新しいピアニスト？」
A「はい、新しいっていうか、臨時ですけど」
こころさんはパァッと花のような笑顔になった
うわ、可愛っ・・・いや、友希那さんとどういう知り合い？まさか、か、彼女！？
友希那「弦巻さんもバンドをやっていて、まあ、ちょっとした知り合いなの」
こころ「Roseliaとハロハピは、合同ライブをしたこともある大親友バンドなのよ！」
A「あ、そうだったんですか」
友希那「コホン、大親友は言いすぎな気がするけど。ともかく、あなたのピアノの件だけど、弦巻さんにお願いして用意してもらったの」
ああ、用意してもらった・・・、
って、ピアノを！？
そういえばどうするつもりなのか聞いてなかったけど、ピアノってそんな簡単に用意できるものじゃないような
こころ「あ、来たわ！うちのトラックよ！こっちこっち！」
私の思考はこころさんの声で中断された
"うちのトラック"！？こころさんちって一体何屋さん！？
ステージのそばに、クレーン付きのトラックが停車した
降りてきたのはガテン系のオッサン・・・ではなく、怪しげな黒服にサングラスをした若い女性
黒服「こころ様、ピアノをご用意致しましたが、あれをどちらへ？」
こころ「もちろん、ステージの上よ！」
いや、なにこれ・・・、
ポカンとして見ている私の肩を、友希那さんはポンと叩いた
友希那「考えてはダメよ。それより、私たちは自分のことに集中しましょう」
A「あ、はい！」
どういうコネなのか全くわからないけど、
とにかく友希那さんが私のためにここまでしてくれたんだ
だったら私も、全力で応えないと
A「ありがとうこころさん、私、頑張る！」
こころ「お安い御用よ！あなたが笑顔になって嬉しいわ！」
私たちのステージが、始まる！
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きらるり(プロフ) - 結叶さん» お久しぶりです！！結叶さんもやってたんですね。バンドリは仲間が多くて嬉しいです笑 ハロハピといえば今はこころちゃんのお話を書いているのですが、どこまで知っててどこまで無知なのかのさじ加減が難しくて難航してます…… あと美咲と花音先輩の関係が好きですね (2019年5月26日 1時) (
レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
結叶 - バンドリ知ってたんですね。というかお久しぶりです。ガルバでは彩ちゃん推しのハロハピ箱推し的な感じです (2019年5月26日 1時) (レス) id: 3aaf7b0b3a (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 瞳さん» コメントありがとうございます！ちょうど友希那さんイベ始まりましたね、一緒に頑張りましょう！ (2018年11月10日 20時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
瞳 - 私も友希那さん大好きです！ がんばってください！ (2018年11月10日 20時) (レス) id: d47849a709 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ♪美桜♪さん» コメントありがとうございます！私も友希那さん夢小説増えて欲しいです！頑張ります！ (2018年9月29日 13時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2018年6月23日 22時
