第1話 ガール・ミーツ・ガールズ ページ2
友希那「ここよ」
言われるがままについてきてしまった
見たことない形の建物だ、ただのカフェ・・・にしては大きすぎるけど、
劇場や映画館にしては小さすぎる
看板には『Live House CiRCLE』とだけ書かれている
ライブハウスか、聞いたことはあるけど実物を見るのは初めてだ
友希那「ここはライブハウスだけどスタジオも付属してるの。こういう場所に来たことは?」
A「ありませんけど」
入り口のそばはカフェスペースになっているようだ
その中のテーブルの一つに、湊先輩は真っ直ぐ向かった
友希那「連れてきたわ」
?1「その子が助っ人?」
?2「あれ、ウチの制服じゃん」
この人たちは・・・、
友希那「この子はA。私がスカウトしたわ。A、彼女たちは私のバンドのメンバー、氷川紗夜、今井リサ、宇田川あこ」
リサ「よろしくー」
あこ「あこも羽丘の中等部だよ、よろしく、先輩♪」
紗夜「それで・・・、実力の方はどうなのかしら?」
全員の注目が私に集まった
A「あ、えっと、私はAです。ていうか、何をするのかまだ聞いてないんですけど」
リサ「ちょ、友希那・・・?」
友希那「あら、そうだったかしら。ごめんなさい」
あちゃ〜、の空気。え、意外と抜けてるキャラなの?
今度は湊先輩に視線が向けられる
友希那「えっと、Aさん。あなたには、私たち
A「ライブ、ですか」
あこ「そうなの!うちのキーボードはりんりんがやってるんだけど、インフルでやられちゃって・・・、」
リサ「いつもなら中止にしちゃうんだけど、今回ばかりはちょっと約束があってさ」
なるほど、それで『あなたの助けが必要』か
そうやって一体何人の女の子たちを勘違いさせてきたのやら
でも悪い気分じゃない
A「まあ、演奏するのはやぶさかではありませんが」
紗夜「なら話は早いです。今からあなたの実力を見極めさせていただきます」
リサ「紗夜、そうビビらせてあげないの。でも紗夜の言う通り、オーディションはさせてもらうよ」
今井さんは持っていた紙カップの中身を一気に飲み干して、ニヤッと笑った
リサ「スタジオはもう入れる時間だし、始めよっか」
それを合図に他のメンバーも一斉に立ち上がる
湊先輩の方を見ると、先輩は私に手を差し出した
友希那「さあ、行きましょう」
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きらるり(プロフ) - 結叶さん» お久しぶりです!!結叶さんもやってたんですね。バンドリは仲間が多くて嬉しいです笑 ハロハピといえば今はこころちゃんのお話を書いているのですが、どこまで知っててどこまで無知なのかのさじ加減が難しくて難航してます…… あと美咲と花音先輩の関係が好きですね (2019年5月26日 1時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
結叶 - バンドリ知ってたんですね。というかお久しぶりです。ガルバでは彩ちゃん推しのハロハピ箱推し的な感じです (2019年5月26日 1時) (レス) id: 3aaf7b0b3a (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 瞳さん» コメントありがとうございます!ちょうど友希那さんイベ始まりましたね、一緒に頑張りましょう! (2018年11月10日 20時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
瞳 - 私も友希那さん大好きです! がんばってください! (2018年11月10日 20時) (レス) id: d47849a709 (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ♪美桜♪さん» コメントありがとうございます!私も友希那さん夢小説増えて欲しいです!頑張ります! (2018年9月29日 13時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらるり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時:2018年6月23日 22時