第4話 ページ5
夜遅く、寮に戻った私はお風呂の蛇口を捻ってバスタブの縁に腰掛けた
こういう短い時間も活用しないとね
キラキラッターを開くと、ちょうどあおい先輩がつぶやいていた
ソレイユで地方ロケ行ってるんだ、いいなあ
ホテルの相部屋で3人で自撮り、髪を下ろしたあおい先輩も穏やかじゃない♪
A「『その髪型も素敵です♡』、送信っと」
コメントをつけると、返信じゃなくてメールが来た
『さすがにこれはつぶやけないけどAちゃんにはこっそりおすそ分け♡』
添付の写真を見ると、星宮先輩がよだれを垂らして熟睡していた
ふふっ、トップアイドルもこんな顔するんだ
A「『ありがとうございます♪でも私はあおい先輩の寝顔も見てみたいです(>▽<)』、なんてね」
文章だけだと味気ないのでなんとなく自撮りしてみることにした
シャツにブラが透けてちょっとだけセクシー♡だけど思い切ってこのまま送っちゃお
送信して待ってる間に他のつぶやきもチェック
ジューンブライドショーのこと、話題になってるみたい
やっぱりプレミアムドレスがあると注目度高いなあ
こんな大企画もプロデュースしながら地方ロケにも余裕で行けちゃうあおい先輩、やっぱりすごすぎます♡
A「あ、返信」
あおい先輩からまた写真が送られてきた
なになに・・・?
『キャーーー♡♡♡ Aちゃんのセクシーショット、穏やかじゃなさすぎる〜〜〜〜!!!ヾ(≧∇≦)ノ" せっかくだから私もこっそり撮ってみたよ♡』
そこに写っていたのは、ベッドに仰向けになって胸元を大きくはだけさせたあおい先輩で・・・、
わ、わあああああ!わあああああーーー!!!
何撮ってるの!もうほとんど見えそうだし、ていうか口元に当てた人差し指も、切なげな表情も・・・、
それにカメラを持ってる右手が、まるで私を抱き寄せようとしているみたいで・・・、
こっ、こんなの、私なんかの100万倍、穏やかじゃなさすぎる〜〜〜!!
A「ありがとうございます・・・!」
私は写真に向かって感謝の祈りを捧げた
これは永久保存決定・・・、
その時、なぜか急にお尻が温かくなった
え、なに!?
A「あ!お風呂のお湯が!」
溢れてる!
もー、あおい先輩のこと考えてると時間が一瞬で過ぎちゃうんだよね
蛇口を元に戻しながら、私はふと、あおい先輩にお風呂の写メ送ったらどうなるんだろうって考えた
・・・、
A「いやダメダメダメ」
私は誘惑をこらえるのに必死で頭を振ったのだった
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きらるり(プロフ) - こんにちは!コメントありがとうございます!ドキドキしていただけてとても光栄です!これからもドキドキなお話を書けるよう頑張ります♪ (2016年9月5日 6時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
小林ふうり@dr(プロフ) - 面白かったです。私はあおい推しなのでとてもドキドキして、良かったです。これからも、頑張ってくださいね! (2016年9月3日 15時) (レス) id: d5d4dc728a (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 夏気味うどんさん» はじめまして!読んでくださってありがとうございます!そう言っていただけると本当に嬉しいです!書いてよかった・・・(´▽`) こちらこそコメントありがとうございました!! (2016年8月18日 23時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
夏気味うどん(プロフ) - わーーー!!こういうお話待ってました!!素晴らしい小説ありがとうございますっ!!! (2016年8月18日 23時) (レス) id: 90d1ded8fc (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - 唯さん» 唯さんいつも一番乗りありがとうございます!更新頑張ります!ドロシーのお話も半分くらい下書きできてるのでもうちょっと待っててください( ; ̄ω ̄)ゞ (2016年8月4日 22時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きらるり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時:2016年8月3日 23時