20話。 ページ21
「さて、自己紹介も済んだ事だし…天宮くん、音楽って好きだったりする?」
「え、あ、はい。大好きです」
私の背中から出てきた天宮くんは、びくりと肩を揺らしてから何度も頷いた。
その答えに相川さんは再び子供のように喜んでから、棚に置いてあった一本のギターを手に取った。
「あい、かわさん、ギター弾けるんですか…?」
「そうなんだー!ずっと練習してて、ちょっとは人前で披露できるくらいにはなってきたよ!」
「いや、もう武道館でライブできるくらいの腕前だと思う!!なんでやらないの?」
「もう!そんな簡単にできるわけないじゃん!」
口を尖らせた相川さんはその可愛らしい仕草をすぐにやめて、ギターの弦に指を置いた。
「いつもAちゃんに聞いてもらってるんだ。ボクね、恥ずかしいけどインターネットの動画サイトで音楽を投稿してるの。まぁまだまだ無名なんだけど…」
「動画の再生数ミリオンいってるくせに」
「ま、まだ突破したのは一本だけだよ!…そ、それでね、音楽は人に自分の世界を伝えるもの、人と人とを繋ぐ手段だと、ボクは思ってる。だからよければ、ボクの歌を聞いて少しでも仲良くなれたらなーって思います!」
そう言って相川さんはニカッと笑った。
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るぅ(プロフ) - 小説見ても、最後のあとがき見ても泣きました!最高でした!これからも頑張ってください!全力で応援してます!! (2018年9月22日 22時) (レス) id: 44848c94a9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ。(プロフ) - うはー、セイシュンすぎるー( ・ω・) (2018年7月20日 10時) (レス) id: 3344a8c17f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - なので周りの人に悩みが伝えられて『不登校』などでも自分で考えて選択できている人は私なんかより強い人だと思います。(実はリスカとかもしてしまっていて)こんなものをネットでしか出せない、しかもまとまりの無い自分語りでした。長文すいません (2018年7月11日 2時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - 私は小説とかで出てくる『何でも言える友達』という存在が羨ましいです仲のいい子はいるけどどこか信用できなくていつも八方美人してしまって学校から帰って暗くなってしまいますでも不登校になったりとか特別な教室での通学するほどの勇気すら持てません (2018年7月11日 1時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずもち - 今回も素敵なお話でしたなんだか温かい気持ちになりました (2018年7月11日 1時) (レス) id: 59a56879c2 (このIDを非表示/違反報告)
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