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海人side
暫く部屋で待ってると、勇太にぃが
さっき言ってた物を持って来てくれた。
勇「ありゃ、かなりしんどそうだね」
「うん、もう微熱は軽く超えてるね」
短時間で、ぐんと上がってしまったから
余計にしんどさが増してるんだと思う。
ゆっくりとベットに廉の身体を寝かせて、おでこに冷えピタを貼る。
勇「あ、そうだ。紫耀にぃに連絡を入れたらすぐに帰ってきてくれるって」
「そうなの？」
勇「うん。なんかあった時、運転免許証を持ってる紫耀にぃが居た方が安心でしょ？」
「そうだね」
そう、うちで運転免許を持ってるのは
上の兄2人だけ。
玄にぃと勇太にぃも取れる年齢なんだけど
学業に専念したいし、ここは都会。車が無くても不便じゃないから持ってない。
廉の子の様子だと、いつ何があるか分からない。
紫耀にぃが居てくれたら俺らも安心だし、それ以上に廉も安心だと思う。
＊
＊
それから暫く廉の傍で見守ってると
紫耀にぃがお部屋に来て、その後ろから
お昼を持った玄にぃも来てくれた。
紫「おまたせ。遅くなってごめんねっ」
「全然。熱は39℃あって」
紫「おぉ、マジか。今日もプレゼント作り頑張ってたんだ」
「うん。綺麗に出来てたんだけど、なんか廉の中で納得いかないみたいで、作り直し中」
さっき作ってた時、納得できなかったみたいで
一から作り直ししてるとことなんだ。
紫「そうなのね。無理しちゃったかな、」
「多分。夜も起きてやってたのかも」
俺らが見てる範囲だと、そんなに無理はさせてない。
最低でも30分に1回は休憩入れてるし
さすがにヤバイって判断したらセーブかけてた。
だから、ここまで来てるって事は
俺らの目が届いてない所で作ってたのかなって。
紫「多分そうだね。廉、兄貴の事大好きだからね笑」
勇「そうだね。廉にとって親みたいな存在でもあるしね」
両親と過ごせたのは廉が一番短い。
だから余計に、俺ら以上に
兄貴の事は親代わりを感じてるのかも。
＊
＊
それから皆交代で廉の看病をしてたら
あっという間に優にぃが帰ってくる時間に。
優「ただいまーってあれ、紫耀？」
紫「あー、兄貴おかえり。実はさ、廉発熱しちゃって」
優「え！？ガチで！？何度！？」
「落ち着いて、笑」
廉の事になると、優にぃは凄く焦る。
優にぃもまた廉の事を本当の子供みたいに可愛がってるからね。
心配で堪らないんだと思う。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした！ とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい！ それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか？それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます！^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年7月20日 20時
