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廉side
紫耀に気づいたら、本音を漏らしてた。
誘拐された犯人が女の人やったからか
女の人が怖くて、怖くて堪らなかった。
そしたら紫耀が看護師さんを男の人に変えてくれる
そう言ってくれて、迷惑を掛けたなと思うと同時に
助かったとも思った。
＊
＊
看「今日から担当します、『斎藤』です。よろしくお願いします」
「お願いします」
来てくれた斎藤さんは、凄く優しそうな方で安心した。
少しだけ話したら俺らと同年代だったみたいで
一気に親近感というか、距離が近くなった気がした。
看「傷の所、消毒させてくださいね」
「っ、はい」
看「痛かったり、しんどかったら言ってくださいね」
「はい、」
はぁ…消毒も苦手なんよね。俺。
染みるのとかも嫌やけど、なんか知らんけど嫌やから
何度も深呼吸をして自分を落ち着かせる。
紫「廉、大丈夫だからね。手、繋いどく？」
「ん、お願い…」
看護師さんが消毒の準備をしてる間に、紫耀が気づいてくれて
手を握ってくれて少しだけ頑張ろうと思えた。
＊
＊
それから消毒を何とか耐え、ガーゼを張り替えてもらって
疲れた俺はそのまま眠りに落ちてしまった。
＊
＊
それから少しづつ傷も良くなってきて
渡辺先生から短時間だったら散歩していいよって言われて
紫耀たちが傍に居て、見守ってもらいながら
病室近くの廊下を手すりを使いながらゆっくり歩く。
岸「れん、疲れて無いか？」
「うん、へーき、」
暫くベットの上やったから、かなり体力落ちてんなぁ…。
まだ5分も歩いてないのに、ちょっと息が上がり始めてて情けない。自分が。
＊
＊
暫く歩いて初日にあまり飛ばすのもよくないって事で
この辺りで病室に戻る事に。
海「はい、廉お水。汗沢山掻いたでしょ」
「ん、はぁっ…ありがとう」
玄「あ、これ体拭くタオルね」
そう言ってタオルまで準備して渡してくれた。
俺、恵まれてんなぁ…。
こんな情けない姿をさらしても、離れず変わらずに接してくれてて助かる。
＊
＊
それから、渡辺先生の診察で言われたこと。
渡辺「経過も順調だし、再手術はしなくても大丈夫だと思うよ」
「ホンマ、？」
渡辺「うん。本当。だから怖がる必要もないからね」
その言葉に安心して、病室に帰って
待っててくれたメンバーに報告すると凄く嬉しそうに喜んでくれた。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗こちらこそ。素敵なリクエスト下さりありがとうございます。勝手に女性恐怖症を入れてしまい申し訳ないです。これからも私なりのペースでの更新になりますが、覗きに来てくださると嬉しいです。 (2022年9月25日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ それと お話書いて下さりありがとうございます(^^) 女性恐怖症も追加して下さり 想像以上のお話でした！ とても感動しました。これからも黒瀬さんの作品楽しみにしてます！ (2022年9月24日 20時) (レス) @page43 id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗承知いたしました。お応えするまでかなりお時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年9月24日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 黒瀬優花さん» はい！ それでお願いします🙇♀️ (2022年9月24日 12時) (レス) id: f0755301c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは☆コメント&リクエスト下さりありがとうございます。平野くん付き添い&看病という受け取りで大丈夫でしょうか？それでも大丈夫でしたら、書かせて頂きます！^^ (2022年9月23日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年7月20日 20時
