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廉side
紫耀が寝たのを確認して
お粥を作りに下に降りる。
「えっと、これをこうして…」
ホンマ俺、料理したことが無いから
手元が危なっかしすぎるんやけど…。
「よし、こんなもんでいいかな」
味見をしてみると優太や紫耀の味には負けるけど
不味い！っていう感じにはなってへんから大丈夫やと思う。
＊
＊
お粥が完成して、紫耀が眠ってる部屋に戻ると
まだ眠ってて一安心。
やけど、今日が丁度ピークなんか
凄くしんどそうに眠ってる紫耀に不安が募る。
「しょう、早よ元気になってな」
紫耀の頭を無意識に撫でとった。
やっぱりメンバーの誰かが体調悪くて寝込んでると
なんでか知らんけど、みんなの調子も狂うんよね。
体調やなくてな。
なんかあるんよね。
紫「んっ…」
「あ、ごめんな。起こしてもうたな」
紫「ぜんぜ…ん、へいきっ…はぁっ…」
頭を撫でてたら
その感触で起こしてしまったみたい。
「しんどいな。食欲はどう？」
紫「すこし…あるよ、」
すんごくしんどそうやのに
食欲があるっていう紫耀。ホンマ凄いな。
俺がこんな状態やったら絶対、食欲失ってんで？
「おかゆ作ってんけどさ、食えそう？」
紫「廉が作ってくれたの？」
「おん、やから、あまり保証が出来ひんのやけど」
紫「全然、嬉しいよ」
そう言って身体を起こそうとするから
慌ててそれを支える。
「吐き気とかは平気？」
紫「うん、今の所はない…」
その紫耀の言葉に安心しつつ
食べ終わった後、吐かんかしっかり見ててやらんとな。
「じゃあ、食える範囲でええから。無理せんでな」
そう言って紫耀の膝の上に
お粥を乗っけると、頂きますと
手を合わせて食べ始めた。
＊
＊
＊
紫「ごちそう様…」
「ありがとな、全部食べてくれて」
紫「うん、すごくおいしかったよ…」
ちゃんとお礼まで言ってくれるところは
しんどくても変わらんな。なんて思った。
「良かった。初めて作ったから不安やったんよ」
何て言いながら紫耀を横に寝かせる。
「あ、薬飲まんと」
紫「忘れてた」
「はい、どうぞ」
紫耀は俺と違って
薬が苦手とかやないから、スッと飲んでくれた。
「よく飲めました。後は沢山寝て元気になろうな」
紫「うん、、」
吐き気を起こさんように
紫耀のお腹の辺りをトントンしてあげる。
「俺傍に居るから寝てええからね」
そう声をかけてあげる。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» こちらこそ、リクエスト下さってありがとうございます。そう言って頂けてとっても嬉しいです涙part30なんて自分でも信じられないです笑でも、ここまで続けられたのも読者様のお陰だと思ってます。これからも頑張りますので宜しくお願い致しますm(__)m (2022年4月12日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - ありがとうございます！ リクエスト以外のお話もすごく感動して、止まらなくなってしまうので リクエストの待ち時間なんて1秒くらいです！笑 それと、Part29お疲れ様でした！ 30でも頑張ってください(^^) (2022年4月12日 21時) (レス) id: 90d9551134 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。いつも移行のタイミングでコメント下さりありがとうございます！かなり遅い完結にはなってしまいましたが、完結出来て良かったです。ありがたいことに、part29からpart30へと向かえます。私なりのペースでこれからも頑張っていきます (2022年4月11日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 入所記念話見ました。マネさんがとても頼りになってお父さんみたいでした。紫耀くんもいち早く勘づいたり海人くんも手紙や解熱剤を衣装に入れるのにさすが連携プレーだと絆をとても感じました。29章お疲れ様でした。次はいよいよ30章目ですね。30章目も頑張って下さい。 (2022年4月11日 20時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさん、こんばんは。訂正、全然大丈夫ですよ！むしろお伝えしてくださって嬉しいです♪腹痛で腸閉塞、付き添いは平野くんですね。承知しました。お応えさせて頂くまでかなりお時間かかりますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいですm(__)m (2022年4月11日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年1月23日 11時
