19 ページ33
紫耀side
無事に、撮影も終わってみんなで
ワイワイ話しながら家に帰ることに
今日、最後の撮影場所は意外にも
家から近い距離だったってことで
マネさんからのお迎えは無しにして
運動がてら歩きで帰ることにしたんだ。
「ん？廉どうした？」
廉「え…あ、ううん、何もない」
少し、後ろを歩いてた廉が
やけに自分の右側の補聴器を触ってるのが見えて
気になって声を掛けると、慌てて補聴器から手を離して
何もない。そう言った。
「本当に？痛いとかある？」
廉「……そうやなくて、なんか…合ってへん、感じ…？」
「そっか、大丈夫だからね」
合ってないと聞いて、頭に浮かぶのは2つ。
1つは、廉の難聴が悪化して聞こえが悪くなったことにより
補聴器が合わなくなった。かもしくは
廉の耳の難聴が奇跡的に回復し始めて
その関係で合わなくなったのか。の2つが考えられる。
出来れば、その合わないって言うのが
後者だったらいいなって、絶対廉も思ってるはず。
廉「ん…」
ここ最近見ることが無かった不安そうな廉の顔。
数か月ぶりにそんな廉を見たような気がした。
そんなやり取りをしてると、家が見えてきた
海「たっだいまー！」
神「ふふ、おかえり」
うちの末っ子が元気いっぱいな声で
ただいま！そう言った。
それから皆で少し遅めの夕飯を食べて
順番にお風呂に入って就寝した。
＊
翌朝、俺と廉以外はお仕事で
皆を見送った後、2人で車に乗り込んで
病院へ向かった＿＿。
「予約してた、永瀬です」
受付「永瀬さんですね、5番のお部屋へどうぞ」
「ありがとうございます」
受付で名前を言うと、すぐに診察室に
通してもらえることになって
ソファーに座ってる廉の元に戻って
「廉、5番のお部屋だって。行ける？」
廉(コクン)
朝から、廉の口数はいつもの半分以下。
補聴器が合わなくなったって、すごく不安で怖い事だから
先生に診てもらって、少しでも廉の不安と恐怖が
軽減されると良いな。なんて思いながら廉と5番のお部屋に入った。
医師「お久しぶりです。あれからどうですか？」
廉「…、少し慣れてきてて…でも、昨夜から、なんか合わんくなってて…っ」
医師「合わないですか？ちょっと聴力検査してみましょうか」
廉「はい…」
それから、この前と同じお部屋に移動して
聴力検査をした廉。
看護師さんから、廊下のソファーでお待ちください。
そう言われて、廉を安心さつつ待つ事に。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BTS。JUMPファン(新田勇人にったはやと)(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！全然待ちますので (2021年3月10日 22時) (
レス) id: 5f2433e159 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。JUMPファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。そう言う感じの流れなんですね、了解です！お時間頂きますが必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2021年3月10日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
BTS。JUMPファン(新田勇人にったはやと)(プロフ) - あー、書き忘れてました。最初岸くんが高熱を出してて、それを見た廉くんは高熱を隠してダンスレッスンの時に倒れ、紫耀くんと海人に看病される。語彙力無くてすいません！！ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 5f2433e159 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさん、こんばんは。もうpart23です、私自身もこんなに続けられて嬉しい限りです笑これからも頑張りますのでお時間のある時に、気が向いた時にでも読んでくださると嬉しいです^^ (2021年3月10日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - BTS。JUMPファン(新田勇人にったはやと)さん» 新田さん、こんばんは。お返事が遅くなりすいません。そしてリクエスト下さりありがとうございます。確認ですが、岸くん…ではなく廉くん、で良かったですか？コメントに岸くんと書いてあったので…。 (2021年3月10日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年2月24日 15時
